岩手県立大学 入学案内2021
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社会福祉学部で学び、自分の進むべき道を見つけた卒業生たち。大学時代に得た学びや学校生活の思い出、そしてこれからの目標を聞きました。社会福祉学部 福祉施設や病院で働く保育士を目指し、福祉と保育の両方が学べる社会福祉学部を選びました。岩手県立大学なら看護学部もあるので、医療に関わる視点も学べるのではないかと考えました。現在は、学生時代の実習先だった、こども病院に併設されている医療型障がい児入所施設に保育士として勤務しています。障がいのある子どもたちと接する上で、大学で学んだ福祉の側面からのアプローチや支援の方法が、大いに役立っていると感じています。この仕事のやりがいは、子どもたちの成長を間近で感じられること。言葉だけでなく、表情や体調のささいな変化も見逃さないようにし、子どもたちが楽しく過ごせるよう心がけています。多角的な視点から保育を学ぶ宮城県岩ヶ崎高等学校卒地方独立行政法人 宮城県立こども病院(宮城県立拓桃園)安藤 寧花さん 高校時代に、障がいを持った人やその家族を支援する職業に就きたいと思い、岩手県立大学を選びました。現在は釡石にある沿岸広域振興局のケースワーカーとして働いています。主な仕事としては、生活保護を受ける方の家庭訪問や電話相談、書類作成などがあります。年齢や状況などが異なるさまざまな方と接するため、大学時代に学んだ「相手に寄り添う」という考え方がとても役に立っています。また生活保護に関する制度は年々変化するので、職場の先輩方に教えてもらいながら学び続けることが大切。入庁2年目で慣れない部分も多いですが、一人ひとりと向き合い自立した生活に導けるよう努力していきたいと思っています。相手に寄り添い自立への道を探す岩手県立花巻北高等学校卒岩手県沿岸広域振興局継枝 拓真さん平成30年3月 社会福祉学部 社会福祉学科卒平成30年3月 社会福祉学部 人間福祉学科卒つぐえだたくまあんどうやすか社会で活躍する先輩たち044

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