岩手県立大学 入学案内2021
50/100

ソフトウェア情ソフトウェア情報学研究ソフトウェア情ソフトウェア情報学研究自らの適性・関心を見極めながら、自らの専門分野を選択学部長からのメッセージ「数理情報技術」の探求と地域社会に貢献する人材の育成 「AI(人工知能)の進歩によって、約半数の人がロボットに仕事を奪われる」というショッキングな話があります。ところで、言われているこれらのことは、どこまで正確なものでしょうか?この質問に答えるためには、新しい技術を知り、それを使ってみるだけでは不十分であり、その技術がどのようして動作しているのかという仕組みや原理を学ぶこと、また、その技術が必要とされる社会における背景や目的を知ること、さらにその技術の先にどのような発展があるのかを予想し、考えることが求められます。そしてもう一つ大事なことは、プロを負かすような一手を打つ囲碁や将棋のAIでさえも、その中身は小学校から高校までに学んできた基本的な算数・数学で説明できるということです。 ソフトウェア情報学部・研究科では、数学を基盤とするコンピュータやソフトウェアの技術のことを「数理情報技術」と呼び、人と数理情報技術が調和した豊かな社会の発展と高度化に寄与する人材の育成を目指し、特に実学・実践に重きをおいた教育と研究を行っています。 現代社会の課題を数理情報技術によって解決することを目的に設置された4コースの専門分野において深い知識と経験もつ教員と一緒に教育・研究を行うことで、上に挙げた質問の答えが一通りではないことに気づくはずです。我々のソフトウェア情報学部・研究科で、最先端である数理情報技術を使ってあなたなりの答えを探してみませんか。岩手県立大学ソフトウェア情報学部学部長・研究科長 亀田 昌志 ソフトウェア情報学部では、ITやソフトウェアについて基礎から専門性の高い知識や技術にいたるまで幅広く、かつ実践的に学ぶことができるのが魅力です。基礎的な学びを活かし、ゼミではセンサーを使ったIoTの研究に取り組みました。また、学習支援コーナーでは授業での不明点などを解決することができるので、私のように実業高校出身の人でもチャレンジしやすい環境だと思います。 学部での学び以外に、副専攻を受講して「いわて創造士」の称号をいただいたり、災害支援のボランティアサークルで代表を務めたりしました。チャレンジ精神をもって取り組めば、可能性は無限大です。ITの知識や技術をベースに学びの幅を広げられる箱石 文紀さんソフトウェア情報学部 令和2年3月卒岩手県立宮古商業高等学校卒はこいしふみのり050

元のページ  ../index.html#50

このブックを見る