岩手県立大学 入学案内2021
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!ソフトウェア情報学部・ソフトウェア情報学研究科では、「世界中の人々に貢献する研究」を目指し、専門知識や技術を活かしたさまざまな教育・研究活動に取り組んでいます。教育研究クローズアップソフトウェア情報学部 最新のテクノロジーを用いた超スマート社会「Society5.0」と、第4次産業革命と呼ばれる「Industry4.0」。これら新時代に向けた人材教育の一貫として、令和2年度から小学校でのプログラミング教育が必修化されました。今後も中学、高校と統計教育も含めて順次必修化されることを受けて、本学では児玉英一郎講師を中心に新カリキュラムの作成や、大学への入学前基礎専門知識を効果的に習得するための教材開発を進めています。Society5.0+Industry4.0に向けた情報教育・数学教育における教材開発 電子制御を必要とするほとんどの製品に使われている組込みシステム。その技術力向上を目指し、本学部では「ETロボコン」に参加しています。これは、ロボットで指定コースを自律走行し、プログラミング技術や走行性能を競う競技。本学部生はこれまでも上位入賞など輝かしい実績を残し、組込みシステムの技術者として活躍する卒業生もいます。令和元年度は東北地区大会に2チームが出場。デベロッパー部門プライマリークラスで本学チーム「ダージリンティー」が「JASA東北支部賞」を受賞しました。ETロボコン 岩手県立大学戦略的研究プロジェクトの一環として、新井義和准教授を中心に発足した「北国IoT」。情報技術を用いて北国における課題を解決すべく、研究を続けています。特に交通や情報のインフラが十分に整備されておらず、過疎化や少子高齢化に悩む山間部の課題に注目。車車間通信やドローン同士の通信を可能にすることによって必要な情報を共有し、誰もが安心して暮らすことのできる未来を目指します。情報技術を用いて北国の暮らしを豊かにする「北国IoT」054

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