岩手県立大学 入学案内2021
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 本学部・研究科では、大学が協定を結んでいる大連交通大学(中国)から毎年留学生を迎えています。それ以外にも、台湾・タイ・インド・オーストリア・ハンガリーなど9つの大学と本学部・研究科が国際交流協定を結び、共同研究や学生交流などを行っています。また一部大学とはダブルディグリープログラムを締結しており、本学と該当大学の2つの学位を短期間で取得することも可能。さらに、海外から研究者を迎えての講演会も実施しており、本学部・研究科の学生は自由に参加し、議論に加わることができます。国際交流 本学部では多くの学生が2年次からインターンシップに参加し、自身と自分が学んだことに対する社会における価値を実感しています。同時に新たな問題や課題を発見し、大学生活をさらに充実させています。その支援・促進のために本学部ではキャリアセンターと連携し、専門科目として「インターンシップⅠ・Ⅱ」を配置。この科目は、文部科学省の「大学等におけるインターンシップの届出制度」の認定を受けています。また、経済同友会が主催するインターンシップにも参加し、参加先企業から高い評価を受けています。インターンシップ 1~3年生がチームを組んで、地域課題の分析やICTを活用した解決法の提案に取り組む必修科目「プロジェクト演習」は、本学部の実践型教育の一つ。3年間、さまざまな立場で問題分析の理論を学び、必要なスキルを実践的に身につけます。3学年混成の必修科目は全国的にも珍しく、平成26年には経済産業省「社会人基礎力を育成する授業30選」に選ばれました。一方、文部科学省のenPiT(成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成)事業の一環として実施する「PBL(Project Based Learning)」は、学生主体の課題解決型の研究プロジェクトを支援するプログラム。大学院生と学部3・4年生の混成チームが自主的に取り組み、問題発見能力や課題解決能力を養います。プロジェクト演習・PBL 本学部・研究科の学生はそれぞれ精力的に活動しており、「情報処理安全確保支援士試験」や「ネットワークスペシャリスト試験」などの難関国家試験に合格するなど、その成果は着実に実を結んでいます。また国内外の学会へも積極的に参加していて、「経営情報学会2019年春季全国研究発表会」では学生優秀発表賞を、「情報処理学会全国大会」ではこれまでに多くの学生が学生奨励賞を受賞。受賞者数では毎年上位に位置するなど学会でも高い研究力が認められています。さらに、自治体・企業主催のコンテスト等においても顕著な活躍を見せています。例えば、朝日新聞社主催の「大学SDGs ACTION! AWARDS2020」でグランプリを受賞したほか、「ドローンテクニカルチャレンジ2019(アドバンス部門)」優勝、「岩手県学生IoTアイデアコンテスト2019」最優秀賞など輝かしい成績を残しています。本学部・研究科は「実学・実践」に基づいた独創的な教育研究を行っており、企業からの評価も高く、卒業生は情報通信産業を中心にさまざまな分野で活躍しています(60~63ページ参照。そのほかの活躍の詳細は学部ホームページをご覧ください)。国家資格取得・学会賞受賞大学間協定、学部間協定(ソフトウェア情報学部、同研究科)を締結した大学のある国・地域実習先で他大学の学生さんたちと(左端が本学部学生):コニカミノルタ株式会社様写真提供アメリカ(USA)台湾中国韓国タイインドスペインスイスドイツハンガリーオーストリアチェコソフトウェア情報学部・ソフトウェア情報学研究科055

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