岩手県立大学 入学案内2021
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ソフトウェア情報学部では、各学年におよそ160名の学生が学んでいます。ここでは各コースに所属する4人の先輩たちに、現在の学生生活の様子と、将来どんな未来を描いているのかを聞いてみました。ソフトウェア情報学部学生メッセージ ~ソフトウェア情報学部の学び~授業とサークル活動の両立で有意義なキャンパスライフを葛西 和真さんソフトウェア情報学部4年社会システムデザインコース青森県立弘前工業高等学校卒 高校で学んだ情報技術の知識を深めたいと思い、この学部を選びました。自分の生まれ育った地域は高齢者が多く、ITの技術を用いてそういった方々がより暮らしやすい環境をつくりたいという思いが強くありました。ゼミではウェラブルデバイスを用いて高齢者の生活をより豊かにできないかと考え、研究を行っています。3年次の最後に学会発表を行い研究を本格的にスタートさせました。所属しているストリートダンスサークルでは副代表を務めました。学内外でのイベントでパフォーマンスをするなど、仲間と一緒にひとつのものをつくり上げる作業はとても楽しく、学生生活がより充実したものになっています。教員になる夢に向かって学びを深め進路を描く阿部 佳宣さんソフトウェア情報学部4年データ・数理科学コース岩手県立花巻北高等学校卒 もともとは教育学部を目指していましたが、受験の際にソフトウェア情報学部へと進路希望を変更しました。いざ入学してみるとPCに長けた同級生が多く自分も頑張ろうと刺激をもらいました。現在は学部の学習支援コーナーで後輩に勉強を教えたりもしていますし、数学が好きで、自分が学ぶことに加えて、人に教えることにもとても興味があります。ソフトウェア情報学部では取得単位などによって高校「情報」の教員免許が取得できることも知りました。本学は学生数に対して教授の人数が多く、少人数制なので気軽に話を聞けるのも魅力です。卒業後は大学院に進んで学びを深めたいです。仲間と一緒なら難しい課題もクリアできます菅原 琴絵さんソフトウェア情報学部4年人工知能コース岩手県立水沢高等学校卒 プログラマやSEに興味がありソフトウェア情報学部を選びました。今は人工知能の分野について学んでいます。純粋なパソコンの知識だけではなく想像以上に数学が必要だと感じています。勉強や課題が難しいと感じることもありますが、クラスの仲間と一緒に考えたり分からないことを教え合ったりしながら課題をクリアしています。プログラムを書くことが楽しく、思った通りに動いたときはうれしいです。所属しているMCAサークルではゲームのシナリオ制作を担当しています。卒業後は大学院への進学を検討していて、将来はWebアプリの制作会社などで働きたいと考えています。大学で学んだソフトウェア技術を活かせる職に大松 諭司さんソフトウェア情報学部4年コンピュータ工学コース江戸川学園取手高等学校卒 現在は主に、統計の分析とウェブアプリケーションの開発について学んでいます。3年間を振り返り、印象深い授業は「プロジェクト演習」です。1年~3年が合同で行う珍しい授業で、企業からの課題に対し、学年が混在するチームでその解決策を探っていきます。実社会でも活かせる課題解決の一連の流れを学ぶことができ、とても興味深いです。2年次からは、ボランティアサークルに所属。漁業支援や高校生との交流など、沿岸をはじめ県内各地の皆さんと出会うことができました。将来は、これまでのさまざまな経験を活かしながら、学習支援ソフトの開発に携われたらと思っています。かさいかずまあべよしのぶすがわらことえおおまつさとしソフトウェア情報学部・ソフトウェア情報学研究科057

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