岩手県立大学 入学案内2021
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総合政策学部学問体系の壁を乗り越え、自分の問題関心を探究する 総合政策学部では、学生が関心を持った問題そのものが「専門領域」です。解決に必要な学問をいくつも組み合わせ、自分の問題に取り組むという姿勢が重要になります。カリキュラムでは従来の縦割的な学問体系の壁を乗り越え、問題解決型の知的探究を行う場を提供します。文理を問わずにある多彩なメニューの中から、どの分野を重点的に学ぶのかは、学生が主体的に選択できます。 総合政策学部・研究科は、「政策」をキーワードに学生自らが現代社会の課題解決に向けて主体的にチャレンジしていく力を身につけることを目指して、体系的な専門領域の学習の機会をご用意して皆さんをお待ちしています。学部では1年次から政策系科目をベースに、物事を多面的に捉え、さまざまな視点から課題解決につながる知識と社会人基礎力を身につけます。3年次からは法律・行政コース、経済・経営コース、地域社会・環境コースに分かれて、社会でのそれぞれの活躍の場を求めて専門スキルを磨きます。研究科でも、滝沢・アイーナ両キャンパスにまたがり、個々の学生の学修条件や専攻内容にきめ細かく対応した指導体制を構築しています。ぜひ、いっしょに社会問題の多様性にチャレンジしましょう。岩手県立大学総合政策学部学部長 高嶋 裕一 幅広い分野の基礎知識を学ぶことで興味関心を広げつつ、そこからコースを絞って専門性を高められるのが特長の総合政策学部。私自身、公共交通について学びたい一方で社会福祉にも関心があったので、さまざまな分野の学習ができる点と、学部間の壁があまりない雰囲気に惹かれて志望しました。 2年生からは地域社会・環境コースを専攻し、モビリティマネジメントの手法を用い、高齢者を対象に地域における公共交通のあり方について研究しています。大学と地域との結びつきが強いため、ゼミでは滝沢市と協働で今後の地域交通について検討を行うなど、実証的な研究につなげられることも魅力です。興味のある分野を掘り下げてとことん学べるのが魅力冨澤 南さん総合政策学部4年 地域社会・環境コース盛岡中央高等学校卒とみさわみなみ学部長からのメッセージ068

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