岩手県立大学 入学案内2021
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総合政策学部で学ぶ学生たちは、なぜこの学部を選び、そしてどんなことを学んでいるのでしょう。4人の先輩たちに聞きました。 昔から魚釣りやアウトドアが大好きで、岩手県立大学を選んだのは公立大学であることと「自然が多くて釣りができそう」という理由からでした。大学に入ってすぐに「ジャイアントスネークヘッド(雷魚の一種)」という魚を釣るという夢をかなえるために、一人でタイに旅行をしました。それから旅にも興味が湧き5ヵ国ほどを訪れました。ゼミでの研究対象は「森林スポーツ」で、ロッククライミングのメッカを訪ねて岐阜まで聞き取り調査に行ったりもしました。卒業後は英語を学ぶために海外に行きたいと考えています。旅で仲良くなった海外の友人が盛岡に遊びに来たこともありますし、英語を学んで海外の人と関わる仕事に就きたいです。身につけた英語力を使えばアテンドなどもできるので、大好きなアウトドアを仕事にできたらいいなと思っています。英語力を身につけて、大好きなアウトドアを仕事に 高校生の頃は「公務員になりたい」という目標こそ持っていたものの、何を専門に学ぶかは決めていませんでした。そのため環境や経済、行政など幅広い学びを得られる総合政策学部に進学。なかでも特に興味を持って取り組んだ科目は、刑法に関することでした。一つの事件の中に被告人や弁護人、裁判官などさまざまな立場が存在し、捉え方も異なるということを知り、物事を多角的に考える力が身についたと思います。また、サークル活動を通してオリエンテーリングにも参加しました。一人で山の中を走りチェックポイントをたどるという貴重な経験ができたほか、大切な仲間と出会うこともできました。 4月からは県職員として働きます。大学で学んだことを十分に生かし、復興を始め地域の人たちの役に立てるよう努力したいです。幅広い学びを通して本当にやりたいことと出会う総合政策学部(令和2年3月卒)山形県立山形中央高等学校卒佐藤 康介さん総合政策学部(令和2年3月卒)岩手県立花巻北高等学校卒照井 菜月さんさとうこうすけてるいなつき総合政策学部・総合政策研究科075

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