岩手県立大学 入学案内2021
83/100

■准教授 伊藤 健宏いとう たけひろ❶東北大学大学院経済学研究科❷博士(経済学)❸経済学の手法を用いて社会保障のあるべき姿について検討しています。❹経済学基礎、マクロ経済学I・Ⅱ❺経済学はとっつきにくいという印象があるかもしれません。でも、よく学んでみると実は意外と人に優しい学問であることがわかります。経済学をそのように捉えてくれる学生が増えてくれるように教えていきたいと考えています。■准教授 宇佐美 誠史うさみ せいじ❶福井大学大学院工学研究科❷博士(工学)❸交通計画、都市計画❹地域・都市計画論、地域交通論、地域環境調査実習❺まちづくり、公共交通政策に関して、課題の発見から解決へのプロセスを身につけます。事実に基づいて課題解決策を検討・実行します。行政、民間事業者、地域住民などとの協働が重要です。まちづくりに関わる人達のモチベーションを感じながら、楽しく厳しく学んでいきたいと思います。■准教授 近藤 信一こんどう しんいち❶早稲田大学大学院アジア太平洋研究科❷修士(国際関係学)❸産業調査研究、企業研究。特に、電機産業における企業の活動と地域における中小企業の活動についての研究❹企業論、中小企業論、地場産業・企業研究❺企業活動を研究対象とする場合は、座学だけでなく、企業活動の現場に赴くことも重要です。したがって、現場で経営者や従業員の方へのインタビューや工場視察等も行います。「百聞は一見にしかず」の姿勢で、企業活動の実態に直接触れてもらいたいと思います。■准教授 島田 直明しまだ なおあき❶横浜国立大学大学院工学研究科❷博士(学術)❸植生学、景観生態学、里山の植生や植物の分布と人の関わり、海浜植生の復元・回復❹生態学基礎、地域生態学、自然環境保全論、環境科学概論、地域環境調査実習❺多様な生き物を守り、その生き物が与えてくれる恩恵を持続的に利用していくためには、生き物たちの現状やその特性について理解することが必要です。里山や砂浜を中心にフィールドワークを行い、生き物や景観のことを一緒に考えていきましょう。■准教授 鈴木 正貴すずき まさき❶東京農工大学大学院連合農学研究科❷博士(農学)❸農村生態系の保全を目的とした工法および手法の研究❹生態学基礎、里地里山整備論、環境科学概論、地域環境調査実習❺農村に棲む生きものたちを保全するにはどうしたら良いのでしょうか。その手がかりは、現地を歩いて生きものを観察し、そこに暮らす人々に触れることから得られます。一緒に汗をかきながら、私たちができることを考えてみませんか。■准教授 千國 亮介ちくに りょうすけ❶早稲田大学大学院法学研究科❷修士(法学)❸憲法(とりわけ、憲法学の基礎理論、および、人権の解釈理論)❹憲法I・Ⅱ❺知識は人を自由にしますが、ときに固定観念を植え付け、不自由にすることもあります。先人が積み上げてきた学問の表層ではなく、その営みそのものに触れてもらうことで、真に自由 (主体的)に生きる基盤を築けるようにしたいと思います。■准教授 辻 盛生つじ もりお❶岩手県立大学大学院総合政策研究科❷博士(学術)❸水環境学、環境生態工学、水辺植生の諸機能の評価と活用❹環境科学概論、水環境論、環境アセスメント論、地域環境調査実習❺実社会では、その場その時で変わる課題に積極的に対応し、結果を出す能力が問われます。対象となる課題に興味を持ち、自ら深めていく姿勢が重要です。身近な環境を題材に、問題意識を持ち、自ら調べ、形にしていく過程を大切にしたいと思います。■准教授 新田 義修にった よしのぶ❶北海道大学大学院農学研究科❷博士(農学)❸農業経営学、農業経済学、開発経済学、農業政策論❹農業経済学、農業政策論❺「考える力」を鍛えるために知識を得るだけではなく、それを自分の視点でどのように捉え、どう表現するのかを教授することを目指しています。■准教授 平井 勇介ひらい ゆうすけ❶早稲田大学大学院人間科学研究科❷博士(人間科学)❸地域の自然環境問題(里山保全、漁場・干潟の保全、環境保全型農業など)❹環境社会学、質的調査法、地域環境調査実習❺環境問題に悩む地域社会の人々から学びながら、今後の地域社会の在り方や自分自身の生活の在り方をともに「考える」授業を心がけています。■准教授 堀篭 義裕ほりごめ よしひろ❶東京工業大学大学院社会理工学研究科❷博士(学術)❸数量的調査分析手法を用いた公共政策の分析❹政策分析論、オペレーションズ・リサーチ、共通調査実習❺問題解決のための広い視野や柔軟な思考力は、難解なものをどう捉えれば理解できるか、無駄に思えるものをどう捉えれば役立つ部分を見出せるか、大いに学びながら試行錯誤することで身につきます。4年間の時間を生かして、大いに学びながらもがきましょう。■准教授 山田 佳奈やまだ かな❶東北大学大学院情報科学研究科❷博士(情報科学)❸人間行為の社会理論、食の体系と地域社会、伝統産業と現代社会❹社会学、現代社会とサステナビリティ、地域環境調査実習❺「社会」について考え探究する際に、学生の皆さんには、できるだけ多くの問いや疑問を出し続けてほしいと思います。自分の身体で「現場」を感じ取りながら、マクロな状況と往復して思考する過程をぜひ味わってみてください。■講師 生島 和樹いくしま かずき❶横浜国立大学大学院国際社会科学研究科❷博士(経営学)❸会計学❹簿記会計論I・Ⅱ、経営実習❺様々な業種に就職する人や起業する人たちは、いろいろな状況に立たされることがあります。そのような状況においては自分で判断する力が必要となるため、会計学という一側面から判断する力を養ってもらおうと考えています。■講師 上原 史子うえはら ふみこ❶成蹊大学大学院法学政治学研究科❷博士(学術)❸国際政治学、ヨーロッパ地域研究、EUの外交安全保障政策❹国際関係論I・Ⅱ❺現代世界は国内政治のみならず、貿易・外交交渉を通じた国家や国際機構の間の関係、気候変動・感染症・国際テロリズムといった国境を超える諸問題に大きく影響されます。世界のこのようなダイナミズムを学び、「世界と日本の今」を正しく理解することで、激動の21世紀世界を生き抜くための思考力を身につけましょう。■講師 櫻井 麗賀さくらい れいか❶京都大学大学院理学研究科❷博士(理学)❸生態学、動物行動学❹野生動物管理論、サステナビリティ論❺生物とそれをとりまく環境について学び、自然環境への関心を高めてもらいたいと思います。人間と野生動物の軋轢、自然破壊、資源の枯渇など、自然と社会に関する問題について、自ら考え、論じる力を育むことを目指しています。■講師 鈴木 伸生すずき のぶお❶東北大学大学院文学研究科❷博士(文学)❸社会調査法、計量社会学、社会ネットワーク論、社会関係資本論❹社会調査概論、量的調査法、社会ネットワーク論、共通調査実習❺私が皆さんにできることは、調査法や計量分析の講義・ゼミを通じて、社会現象・社会問題を「発見・解明することの楽しさ」を堪能してもらうと共に、「自分で考えるための方法」を確立してもらうことです。そのために、全力でサポートします。総合政策に不可欠な、社会科学のロジックと方法論を一緒に学んでいきましょう。■講師 徐 侖希そ ゆんひ❶早稲田大学大学院法学研究科❷博士(法学)❸労働法❹労働法Ⅰ・Ⅱ❺我々の多くは会社などに雇われて働く労働者です。労働法は、我々労働者が会社などに就職してから退職するまでの各ステージにおいてさまざまな関わりを持ちます。授業では、我々が働くにあたってどのようなルールがあるのか、その基本的な知識を学生たちに分かりやすく伝えることができるよう心がけています。■講師 三好 純矢みよし じゅんや❶岡山理科大学大学院総合情報研究科❷博士(学術)❸価値共創型マーケティング研究、営業研究❹マーケティング論、消費者行動論❺なぜ、その商品を購入・消費するのか。皆さんは、企業によるマーケティング活動の影響を受けています。実際の企業活動に触れ「理論」と「実践」を結び付けることで、近年、消費者の生活世界への関心が高まっているマーケティングへの理解を深めます。研究を通じて、自ら課題を見つけ、それを解決するために考え、行動することを目指していきましょう。■講師 役重 眞喜子やくしげ まきこ❶岩手大学大学院連合農学研究科❷博士(農学)❸地域自治、地域コミュニティ、自治体ガバナンス、行政と地域の関係❹行政学Ⅰ・Ⅱ、市民協働論、法律・行政実習❺私たちは誰であれ、生まれてから死ぬまで「政策」に関わることなく1日たりとも生きていくことはできません。社会の一員としてより良く生きるため、身近な事例や現場の実態にふれ、その意味を深く掘り下げながら、住民自治や行政へのアプローチを一緒に考えていきましょう。総合政策学部・総合政策研究科083

元のページ  ../index.html#83

このブックを見る