岩手県立大学 入学案内2022
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看護学部北海道札幌手稲高等学校卒 県外出身なので、岩手の大学に入ったからには岩手のことをもっと知りたいと思い、いわて創造学習Ⅰを受講しました。入学案内パンフレットでこのようなプログラムがあることを知り、ぜひ受けたいと思っていた授業でもありました。私は宮古コースを選択。地元の方々による講話からは、皆さんが宮古市を大切に思っていること、その一方で、人口減少や後継者不足など地域の抱える課題も知ることができました。私は看護師か保健師を目指しているのですが、将来働く際には、まずは地域のことをよく知ることが大切なのだと感じました。地域の中に入っていく地域の人々に触れる学生時代を過ごす、岩手のことをもっと知りたい大学での学びを知る地域をめぐる課題を知る012 地域創造教育プログラムは、グループ活動を中心とした地域での実践活動をとおして学修します。副専攻の全課程(規定の単位数16単位)を修了した学生に対し、修了証と『地域創造士』の称号を授与します。 県内各地に1〜2年次の学生が赴き、1泊2日ほどのフィールドワークを通して地域について学びます。それぞれの地域課題にじかに触れその解決方法を考察することによって、主体的な学びのきっかけを作り地域の活力創出について考えます。 ソフトウェア情報学部科学技術学園高等学校通信制課程名古屋分室卒 岩手のいろいろな地域のことを知りたいと思い、いわて創造学習Ⅰに引き続きⅡも受講しました。今年は、自分たちがフィールドワークを企画。私たちのグループは西和賀町を選択し、「幸せと健康と自然のまち西和賀町で見つける『健幸』」をテーマに内容を組み立て、西和賀さわうち病院の院長先生や事務長さん、演劇人、いちご農家の方、デザインで地域づくりに取り組む皆さんなどにお話を聞きました。現地で、地域の皆さんと直接お話することの楽しさと大切さを感じました。引き続きいわて創造実践演習を受講し、「いわて創造士」の取得を目指します。 学生が自ら実地学習プログラムの企画を立案し、実施することが特徴です。すでに本科目を履修した上級生が教職員やコーディネーターのサポートの下で企画・実施することで、プログラムのマネジメントコーディネーターのスキルや視点を体験的に習得することができます。 地元の人と直接話すことの大切さと楽しさを知るはるかいしざきいとう副専攻とは 各学部の専門性を活かしながら、それ以外の分野の知識を学ぶ、学部の枠を越えた学修の制度です。世界を「地域」「国際」という視点から理解し、実践的な考え方を体系的に学びます。「地域創造教育プログラム」と「国際教養教育プログラム」の2つの副専攻があります。コア科目(全学生必修)大学で学ぶ・大学を学ぶ基盤教育いわて創造学習Ⅰいわて創造学習Ⅱ●いわて創造学習Ⅰ石崎 遼さん副専攻地域創造教育プログラム学びの特徴地域志向専門教育科目群地域志向基盤教育科目群●いわて創造学習Ⅱ伊藤 アランさん副専攻

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