看護学部・看護学研究科021 看護師のケアの対象は、看護を必要とする人。それは疾病を抱える人だけではなく、健康を求める人、そしてその人の家族や周囲の人々です。看護師が活躍する場は、主に病院や診療所、そのほかに、訪問看護ステーション、企業内健康管理室、介護保険施設、福祉施設と多岐にわたります。本学では、看護師国家試験受験資格を取得することができます。 妊娠、分■（出産）、産褥（出産後）の各期において、女性と生まれる命、家族に対し、必要なケアを行います。活躍する場は、病院、診療所、助産所、保健所や市町村などの行政機関、教育・研究機関、母子福祉施設など多岐にわたり、助産所の開設も可能です。本学では助産師国家試験受験資格を取得できるコースがありますが、助産師として仕事をするためには、助産師国家試験のほか、看護師国家試験の合格が必要です。 本学部の卒業要件の単位を修得すると、全員が看護師国家試験受験資格を得ることができます。加えて、学内選考の結果によって「保健学科目」「助産学科目」「教職科目」のいずれかを履修できます。保健学科目、助産学科目を履修した場合は、保健師国家試験受験資格、助産師国家試験受験資格が得られます。また、教職科目を選択し、所定の科目の単位を修得した場合には高等学校教諭一種免許状（保健）、養護教諭一種免許状を取得することができます。なお、保健師免許取得者は、必要な単位を修得していれば申請することで、養護教諭二種免許状を取得できます。看護師・保健師・助産師の免許を取得するためには、それぞれの国家試験に合格することが必要です。 地域に暮らす住民が健康を維持・増進できるよう支援するほか、住民との協働や関係機関と連携を図り、地域の健康問題の解決に取り組みます。活躍する場は、保健所や市町村などの行政機関、病院、企業、地域包括支援センター、福祉施設などです。本学では保健師国家試験受験資格を取得できるコースがありますが、保健師として仕事をするためには、保健師国家試験のほか、看護師国家試験の合格が必要です。 学校において、救急処置や健康診断、疾病予防などの保健管理の他、保健教育、健康相談活動、保健室経営、保健組織活動などを行います。近年、子どもの発育・発達やこころと体の健康問題が多様化し、深刻化してきています。また、さまざまな事故・傷害も発生する現状にあって、養護教諭には一層大きな期待が寄せられています。養護教諭として働くためには、養護教諭の免許状を取得して、都道府県（私立学校では各学校）が行う教員採用候補者選考試験に合格することが必要です。看 護 師助 産 師保 健 師養 護 教 諭3つの国家試験受験資格と養護教諭一種免許状のカリキュラムを用意しています。 取得できる資格
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