看護学部・看護学研究科問題の検討、課題の明確化（グループワーク） 実習は、教室で学んだ知識や演習室で練習した技術を駆使し、対象と患者―看護師関係を築き、対象の健康状態に応じた看護を考え、計画的に実践するという授業です。学生は不慣れな環境で緊張も強く、自分らしさを発揮して学修することが難しい場合もあります。本学では、教員が実習場所に常在し、少人数のグループで実習を行い、学生の主体的な学びや個性を尊重した丁寧な指導を行っていますので、学生は安心して学びの多い実習ができます。ポスタープレゼンテーションの様子3 学士課程で看護学を学ぶ意義 初年次において、1年間を通じて「大学で学修するための技法」を学びます。学士課程の教育として「読む」「考える（批判的に考える）」「聴く」「議論する」「発信する」という学びのための技法（アカデミックスキル）を習得し、私たちが、今生きている世界の問題を見出し、解決すべき課題を明確化するための力を身につけることを目指します。ここで身につけた力が、この後に学ぶ看護専門科目の内容を深め、発展させていく基盤になります。4 病気や障害と共に生きる人の 豊かな暮らしを支援する 成人看護学では 20歳から64歳の人に対して、健康増進や健康危機を支援するための理論、疾病からの回復やセルフケアの獲得・再調整への看護について学びます。講義の他に、ロールプレイやシミュレーションによる演習を行っています。 実習では、倫理的な態度を養い、立案した看護計画に基づき、看護技術を実践し、 既習の学習や理論と実践を統合し看護の理解を深めています。科学的な視点と共に対象者の経験を深く理解することを大切にし、対象者が病気をもちながらも豊かな生活ができるように看護することを学びます。023 最大のメリットは、生徒の怪我・疾病等への応急処置や医療機関受診の有無を判断するための専門的な看護の知識を豊富に学修し、４年間の学びを通して医療と福祉と教育をつなぐ力を身につけられることです。授業では、演習・実習を積極的に取り入れており、実際に保健室に来室する子どもたちへの対応方法も学びます。養護実習は、盛岡市内の小中学校と岩手県立支援学校等で１ヵ月間行います。また、実習校で学習支援や健康診断の補助をさせていただく等、学校現場の様子を知る機会をたくさん設けています。このように、看護学の知識はもちろん、健康教育や体とこころの健康を守り育てる資質・能力を修得できる学修環境となっています。さらに、必要な科目を履修することで「高等学校教諭一種免許状（保健）」を取得することもできます。実習はどのように行われるのですか？養護教諭を希望していますが、看護学部で学修するメリットは何ですか？Q.A.Q.A.大学での学びの技法：アカデミックスキル成人看護学
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