岩手県立大学 入学案内2022
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看護学部・看護学研究科岩手県立花巻北高等学校卒岩手県立大学卒平成26年9月看護学研究科 博士後期課程修了岩手県立大学 看護学部講師02921世紀における総合保健医療の発展に寄与できる人材の養成現代社会における暮らしを支え、保健医療を支えるチームとして、高度化、複雑化し続ける医学・看護学の分野で高い研究能力と実践力を身につけ、新たな技術開発、最適なシステムの構築、知識の体系化に貢献できる人材を養成します。より良い看護実践に寄与できるリーダーシップ人材の養成看護の実践現場のスタッフとともに研究成果を取り入れた良い実践を行い、皆のものにできるように働きかけ、その活動を理論づけ体系化していくことのできるリーダーの役割を果たせる人材を養成します。教育課程博士前期課程博士後期課程取得できる学位修士(看護学)博士(看護学)取得できる資格、教員免許状CNSコースでは専門看護師認定試験受験資格指定された授業科目の履修により養護教諭専修免状取得(養護教諭一種免許状既取得者に限る) 岩手県立大学の看護学部を卒業後、岩手県立病院の精神科に勤めていました。現場を知ったことで精神看護学についてさらに学びたいと思うようになり、看護師として勤務しながら研究科に入ることを決めました。前期課程ではSST(ソーシャルスキルトレーニング)を研究し、現場で実践するスキルが身につきましたが、より発展的な研究がしたいと、後期課程へ進学。心理教育に重点を置き、数年間かけて研究・検証を行いました。またその間、心理教育における看護師用マニュアルと患者用ワークブックを作成したり、大学で助手を務めたりしたことが教育者の道へ進むことにつながったと思います。じっくりと時間をかけて研究内容を深め、専門性を高められたことは大きな財産となっています。社会のニーズを保健福祉政策に組みこんでいくことができる看護職者の養成多様化する保健医療へのニーズを意識化し、それを的確にくみ上げ、保健福祉政策に反映させ、計画・実施・評価し、さらには改善、実施していける豊かな学識、高い教養、確かな実践力を持つ看護職者を養成します。多分野との協働を通じて保健医療の質を高めていける調和のとれた看護職者の養成地球規模で進展するグローバリゼーションの時代に、多様な文化に理解を持ち、地域の医療・看護水準を引き上げていくことのできる核となる人材を養成します。修学年限2年以上3年以上さとうふみのり教育研究の目標佐藤 史教さん 博士後期課程 (定員3名、修学年限3年以上)実践知を科学知にする研究に取り組み、地域医療をリードする実践者・研究者を 博士後期課程では、看護学における知識の蓄積・体系化や医療ニーズに対応する研究を基本に、その研究成果を活用した看護実践や医療改善の取り組みをリードできる指導的実践者・研究者の育成を目指します。仕事と学問を両立しながら、臨床現場から見出した課題をテーマに、研究に取り組む学生が多いのも博士後期課程の特徴。彼らは皆、ここで培われる研究能力、実践力、指導力を現場にフィードバックしながら、地域医療を牽引する看護実践者・研究者を志しています。修了生メッセージより発展的な研究を現場・学生の教育に生かせる

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