岩手県立大学 入学案内2022
64/100

修了者26名ソフトウェア情報学研究科 博士前期課程2年令和2年3月 ソフトウェア情報学部卒新潟県立柏崎高等学校卒23名 (88.5%)就職希望者 22名 (95.7%)  就職者    岩手県内への就職 1名 (4.5%)   岩手県外への就職 21名 (95.5%)2名 (7.7%)進学者 その他 1名 (3.8%)卸売業、小売業22.7%サービス業9.1%情報通信業68.2%博士前期課程修了生(計22名)■取得できる学位…修士(ソフトウェア情報学)064 学部でのプロジェクト演習、研究科でのPBL(Project Based Learning)など、他学年や学部生・大学院生が合同で行うカリキュラムによって学年の枠を超えて学ぶことができるのは、他大学との大きな違いだと思います。先輩からは知識やコミュニケーション能力、プレゼンなどでの伝える力を学ぶことができ、後輩の発想力には刺激をもらいました。学部の研究で、画像処理によってドローンが安全な場所を探して着陸できるプログラムをつくりました。それを実際に飛ばして検証したい、との思いから研究科へ進学しました。現在は製油所での飛行を想定していますが、これからさまざまな場面でドローンが活用されていくと思うので、この技術が今後の発展に貢献できれば嬉しいです。つくることが好きなので、卒業後は6年間で学んだ知識や技術を生かせる、プログラム系の企業に就職したいと考えています。❺国際的な視野に立ち、自身の見解を分かりやすく表現できるとともに、他者の意見を受け入れ論理的な議論を交わすことができる。■カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)❶ソフトウェア情報学研究科における幅広い専門分野の先端の知識・技術を網羅的に把握して情報技術・システムの知識とスキルを高めるとともに、自身の専門分野における学識を深化させ、新しい情報技術・システムを創造するための基礎を養う科目を、展開科目として配置します。 ❷情報技術・システムと人間や社会との関わりを理解し、自身の適性や能力を踏まえ、社会における技術者または研究者としての役割を担うために必要となる実践的なスキルを修得するための科目を、実践科目として配置します。 ❸自ら計画的に学習・研究を継続し、自身の知識とスキルを磨き、新しい情報技術・システムを創造する能力を身につけるための科目を研究指導科目として配置します。研究指導科目では、複数教員により多様な価値観に基づく客観的な研究指導を実施し、自身の研究に対する論理的な議論を交わす能力や、国際的な視野で自身の見解を表現する能力を養い、技術者・研究者と利用者の両面からさまざまな問題・課題に適した解決方法を導き出す能力を修得します。 ■アドミッション・ポリシー(求める学生像)❶情熱を持って、コンピュータやソフトウェアのテクノロジーを探求することができる人❷社会や現場における問題発見能力、問題解決能力を修得したい人❸コミュニケーション能力を有し、国際的視野で地域の発展に寄与することに関心がある人■ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)●学生が修了までに身につけるべき能力❶自身の適性や能力を的確に把握し、意欲的かつ計画的に学習・研究を継続し、新しい情報技術・システムを創造することができる。 ❷情報技術分野に対する情熱を持ち、人間や社会に及ぼすさまざまな影響や効果を判断し、技術者または研究者としての責任を感じることができる。 ❸利用者の立場から、本質的な問題・課題を見出し、適切な解決方法を導き出し、問題・課題を解決することができる。 ❹技術者・研究者の立場から、情報技術・システムの幅広い知識とスキル、そして自身の専門分野における学識を活用し、さまざまな問題・課題に適した仕組みを企画・設計・開発・保守・運用することができる。●主な就職先情報通信業●アドソル日進(株) ●(株)インターネットイニシアティブ ●NECソリューションイノベータ(株) ●エヌ・ティ・ティコムウェア(株) ●東芝システムテクノロジー(株) ●(株)ハイマックス ●(株)日立製作所 ●Fringe81(株) ●ヤフー(株) ●アイシン・ソフトウェア(株) ●任天堂(株) ●(株)東北システムズ・サポート ●(株)アイシーエスその他の企業等●(株)トライアルカンパニー ●(株)パスコ ●矢崎総業(株) ●SBペイントサービス(株) ●(株)トヨタシステムズ ●イオンディライト(株)えむらゆうご江村 優吾さん学生メッセージ進路状況●博士前期課程修了後の進路データ (令和2年度)博士前期課程 (定員40名、標準修業年限2年以上)イノベーション志向を掲げ、高度情報化社会を担う人材を育成する 高度情報化の波は、社会全体へ加速的に押し寄せています。このため、ソフトウェア情報に関する高度な専門性を持った人材が強く求められています。また高度情報化に対応して新事業の創出、企業の情報化を推進するには、ハイレベルな情報技術の開発・利用を巡る専門的な知識や技術が不可欠です。こうした社会的ニーズに応えるべく設立された本研究科では、さまざまな研究領域に身を置くことで、問題の発見・解決能力の涵養を図ります。ソフトウェア情報学研究科(大学院)

元のページ  ../index.html#64

このブックを見る