岩手県立大学 入学案内2022
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修了者3名ソフトウェア情報学部・ソフトウェア情報学研究科ソフトウェア情報学研究科 博士後期課程2年令和2年3月 ソフトウェア情報学研究科博士前期課程修了ソフトウェア情報学部卒 愛知県立名古屋西高等学校卒 2名 (66.7%)就職希望者   就職者   2名 (100%)   岩手県内への就職 1名 (50%)   岩手県外への就職 1名 (50%)その他 1名 (33.3%)(社会人学生:企業に所属した状態で修学)留学生(学位取得後自国へ帰国)9.1%一般企業54.5%博士後期課程修了生の進路(計22名)大学教員22.7%大学研究員13.6%■取得できる学位…博士(ソフトウェア情報学)065 ソフトウェア情報学部、同博士前期課程を経て博士後期課程に進みました。学部時代からの主な研究テーマは、ヒューマンインターフェイス。なかでも私は学部時代から、人がどこを見ているかを数値的に測る「視線計測」について研究してきました。現在使われている装置は、上下左右の二次元的な移動しか測ることができません。私はさらにそこに奥行を加えた、三次元的な視線の動きを正確に計測できる装置の実用化に取り組んでいます。院では、得られた結果に対して統計的な有意差を探ったりその要因を考察するなど、学部時代より深く考え分析する力が求められます。 岩手県立大学のソフトウェア情報学部や研究科は、物理や化学などの学びが中心の工学部と違い、ソフトウェアをいかに活用して社会貢献するかという情報系に特化した深い学びが得られるのが魅力だと思います。❺国際的な視野に立ち、自身の見解を分かりやすく表現できるとともに、他者の意見を受け入れ論理的な議論を交わすことができる。❻上記各項目のより高度な能力を修得し、情報技術・システムの新しい分野を創造することができる。また、社会の要請や自身の志のもとに実施する活動を通して「人に優しい情報化社会」の実現に寄与できる。■カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針) 原理への問題提起や新原理の探求を行いうる研究者や技術者を養成する観点から、博士前期課程に比べ、より自立的な研究能力を養うことに重点を置いています。このため、博士後期課程では単位制の授業科目を置かず、実学実践の方針による研究指導科目を設けています。 博士前期課程と同様、複数教員による多様な価値観に基づく客観的な研究指導を実施し、研究者としてのより高度な能力を修得するとともに、社会の要請や自身の志を礎として情報技術・システムの新しい分野を創造し得る能力を養います。■アドミッション・ポリシー (求める学生像)❶情熱を持って、コンピュータやソフトウェアのテクノロジーを探求することができる人❷社会や現場における問題発見能力、問題解決能力を修得したい人❸コミュニケーション能力を有し、国際的視野で地域の発展に寄与することに関心がある人■ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)●学生が修了までに身につけるべき能力❶自身の適性や能力を的確に把握し、意欲的かつ計画的に学習・研究を継続し、新しい情報技術・システムを創造することができる。 ❷情報技術分野に対する情熱を持ち、人間や社会に及ぼすさまざまな影響や効果を判断し、技術者または研究者としての責任を感じることができる。 ❸利用者の立場から、本質的な問題・課題を見出し、適切な解決方法を導き出し、問題・課題を解決することができる。 ❹技術者・研究者の立場から、情報技術・システムの幅広い知識とスキル、そして自身の専門分野における学識を活用し、さまざまな問題・課題に適した仕組みを企画・設計・開発・保守・運用することができる。過去10年間の博士後期課程修了生は、上記のような業種に進んでいます。ポリシーは概要版です。全文は岩手県立大学のホームページでご確認ください。https://www.iwate-pu.ac.jp●主な就職先●大学教員●大学研究員●KDDI(株)●コニカミノルタ(株)●DMM.comラボ●アイシン・エィ・ダブリュ(株)●電力中央研究所●博士後期課程修了後の進路データ (令和2年度)かとうけんた本研究科では、ソフトウェア情報学の観点から現実社会の問題を発見し、その問題を実際に解決する実践能力を身につけた人材の養成を目指しています。加藤 健太さん学生メッセージ進路状況博士後期課程 (定員10名、標準修業年限3年以上)問題をいかに捉え、いかに解決するのか。飽くなき探究心で新しい答えを創造する 博士後期課程の教育課程では、原理の問題提起や新原理の探究を行いうる高度な実践的研究者や技術者を養成する観点から、博士前期課程に比べ、より自立的な研究能力を養うことに重点を置いています。このため、本課程では、実学実践の方針による研究指導科目4科目(「ソフトウェア情報学研究」、「特別ゼミナール」、「特別公開ゼミナールⅠ」、「特別公開ゼミナールⅡ」)と、実践科目2科目(「ソフトウェア実践特別演習」、「プロジェクト実践特別演習」)を設けています。なお、ソフトウェア情報学以外の分野からの入学生について、必要がある場合は、博士前期課程で開講する講義科目を受講することができます。

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