岩手県立大学 入学案内2022
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総合政策学部・総合政策研究科■教授 山本 健やまもと たけし❶横浜国立大学大学院国際社会科学研究科❷博士(経済学)❸企業金融、応用ミクロ経済学の実証研究❹金融論、ファイナンス論I・Ⅱ❺大学生に相応しい科学的な思考と科学的な問題解決能力を、しっかりと身につけてもらいたいと思います。どんな問題にも真正面から向き合って、考えに考え抜いて結論を出せる。そのような頼もしい青年になれるように全力で支援します。■准教授 生島 和樹いくしま かずき❶横浜国立大学大学院国際社会科学研究科❷博士(経営学)❸会計学❹簿記会計論I・Ⅱ、経営実習❺様々な業種に就職する人や起業する人たちは、いろいろな状況に立たされることがあります。そのような状況においては自分で判断する力が必要となるため、会計学という一側面から判断する力を養ってもらおうと考えています。■准教授 伊藤 健宏いとう たけひろ❶東北大学大学院経済学研究科❷博士(経済学)❸経済学の手法を用いて社会保障のあるべき姿について検討しています。❹経済学基礎、マクロ経済学I・Ⅱ❺経済学はとっつきにくいという印象があるかもしれません。でも、よく学んでみると実は意外と人に優しい学問であることがわかります。経済学をそのように捉えてくれる学生が増えてくれるように教えていきたいと考えています。■准教授 近藤 信一こんどう しんいち❶早稲田大学大学院アジア太平洋研究科❷修士(国際関係学)❸産業調査研究、企業研究。特に、電機産業における企業の活動と地域における中小企業の活動についての研究❹企業論、中小企業論、地場産業・企業研究❺企業活動を研究対象とする場合は、座学だけでなく、企業活動の現場に赴くことも重要です。したがって、現場で経営者や従業員の方へのインタビューや工場視察等も行います。「百聞は一見にしかず」の姿勢で、企業活動の実態に直接触れてもらいたいと思います。■准教授 新田 義修にった よしのぶ❶北海道大学大学院農学研究科❷博士(農学)❸農業経営学、農業経済学、開発経済学、農業政策論❹農業経済学、農業政策論❺「考える力」を鍛えるために知識を得るだけではなく、それを自分の視点でどのように捉え、どう表現するのかを教授することを目指しています。■講師 三好 純矢みよし じゅんや❶岡山理科大学大学院総合情報研究科❷博士(学術)❸価値共創型マーケティング研究、営業研究❹マーケティング論、消費者行動論❺なぜ、その商品を購入・消費するのか。皆さんは、企業によるマーケティング活動の影響を受けています。実際の企業活動に触れ「理論」と「実践」を結び付けることで、近年、消費者の生活世界への関心が高まっているマーケティングへの理解を深めます。研究を通じて、自ら課題を見つけ、それを解決するために考え、行動することを目指していきましょう。■教授 倉原 宗孝くらはら むねたか❶熊本大学大学院自然科学研究科❷博士(学術)❸まちづくり、居住環境整備、コミュニティデザイン❹地域・都市計画論、まちづくり論、地域環境調査実習❺子どもから大人・高齢者まで生活者一人ひとりが、同時に地域社会が、相互に育まれる暮らしの総体としての〈まちづくり〉を考えます。その中で〈私〉という個性の輝きと問題意識を大事にし、体験を伴った学びの世界を開いていきたいです。■教授 佐野 嘉彦さの よしひこ❶東北大学大学院理学研究科❷博士(理学)❸気象・気候学(都市気候研究・気候変動研究)、GIS研究❹大気環境論、空間解析論、環境科学概論、地域環境調査実習❺物事・現象の本質に近づこうという姿勢が大切です。さまざまな問題に対する答えを出すことだけではなく、答えを導く過程が非常に重要です。複雑系である大気環境問題は、答えが出せないこともありますが、考えていく過程は必ずあるはずです。■教授 渋谷 晃太郎しぶや こうたろう❶放送大学大学院文化科学研究科❷学術修士❸環境政策、森林・自然環境保全政策、環境教育❹環境と政策、地域環境調査実習❺環境省等における環境行政経験を生かして、実践的な環境政策論を展開します。とかく観念的になりがちな環境問題について実践的に解決できる人材づくりを目指します。公務員を目指す学生は、早くから取り組むことをおすすめし、応援します。■教授 ■ 盛生つじ もりお❶岩手県立大学大学院総合政策研究科❷博士(学術)❸水環境学、環境生態工学、水辺植生の諸機能の評価と活用❹環境科学概論、水環境論、環境アセスメント論、地域環境調査実習❺実社会では、その場その時で変わる課題に積極的に対応し、結果を出す能力が問われます。対象となる課題に興味を持ち、自ら深めていく姿勢が重要です。身近な水環境を題材に、問題意識を持ち、自ら調べ、形にしていく過程を大切にしたいと思います。■教授 吉野 英岐よしの ひでき❶慶応義塾大学大学院社会学研究科❷社会学修士❸震災復興と地域社会、農山村地域の持続可能性、地域開発と市町村合併の史的分析❹地域と政策、住民生活論、地域環境調査実習、フィールド研究❺岩手県で学ぶ学生に、地域の状況をなるべく具体的に伝えていくことを心がけて授業に臨みます。他人事ではなく、今、私たちを取り巻く生活環境や社会状況をどう捉えていったらいいのかについて、共に考えていく学生を求めます。■准教授 泉 桂子いずみ けいこ❶東京大学大学院農学生命科学研究科❷博士(農学)❸森林経理学、森林政策学、流域環境保全のための方策❹農山村再生論、地域資源管理論、地域環境調査実習❺日本の中山間地域で、環境保全と持続可能な地域づくりは両立しえるのでしょうか。文献から取得した知識と現実社会で起きている事象、双方に目を開くことを重視します。若い皆さんと共に現場へ赴くことを楽しみにしています。■准教授 宇佐美 誠史うさみ せいじ❶福井大学大学院工学研究科❷博士(工学)❸交通計画、都市計画❹地域・都市計画論、地域交通論、地域環境調査実習❺まちづくり、公共交通政策に関して、課題の発見から解決へのプロセスを身につけます。事実に基づいて課題解決策を検討・実行します。行政、民間事業者、地域住民などとの協働が重要です。まちづくりに関わる人達のモチベーションを感じながら、楽しく厳しく学んでいきたいと思います。■准教授 島田 直明しまだ なおあき❶横浜国立大学大学院工学研究科❷博士(学術)❸植生学、景観生態学、里山の植生や植物の分布と人の関わり、海浜植生の復元・回復❹生態学基礎、地域生態学、自然環境保全論、環境科学概論、地域環境調査実習❺多様な生き物を守り、その生き物が与えてくれる恩恵を持続的に利用していくためには、生き物たちの現状やその特性について理解することが必要です。里山や砂浜を中心にフィールドワークを行い、生き物や景観のことを一緒に考えていきましょう。■准教授 鈴木 正貴すずき まさき❶東京農工大学大学院連合農学研究科❷博士(農学)❸農村生態系の保全を目的とした工法および手法の研究❹生態学基礎、里地里山整備論、環境科学概論、地域環境調査実習❺農村に棲む生きものたちを保全するにはどうしたら良いのでしょうか。その手がかりは、現地を歩いて生きものを観察し、そこに暮らす人々に触れることから得られます。一緒に汗をかきながら、私たちができることを考えてみませんか。■准教授 平井 勇介ひらい ゆうすけ❶早稲田大学大学院人間科学研究科❷博士(人間科学)❸地域の自然環境問題(里山保全、漁場・干潟の保全、環境保全型農業など)❹環境社会学、質的調査法、地域環境調査実習❺環境問題に悩む地域社会の人々から学びながら、今後の地域社会の在り方や自分自身の生活の在り方をともに「考える」授業を心がけています。■准教授 山田 佳奈やまだ かな❶東北大学大学院情報科学研究科❷博士(情報科学)❸人間行為の社会理論、食の体系と地域社会、伝統産業と現代社会❹社会学、現代社会とサステナビリティ、地域環境調査実習❺「社会」について考え探究する際に、学生の皆さんには、できるだけ多くの問いや疑問を出し続けてほしいと思います。自分の身体で「現場」を感じ取りながら、マクロな状況と往復して思考する過程をぜひ味わってみてください。■講師 櫻井 麗賀さくらい れいか❶京都大学大学院理学研究科❷博士(理学)❸生態学、動物行動学❹野生動物管理論、サステナビリティ論❺生物とそれをとりまく環境について学び、自然環境への関心を高めてもらいたいと思います。人間と野生動物の軋轢、自然破壊、資源の枯渇など、自然と社会に関する問題について、自ら考え、論じる力を育むことを目指しています。■講師 杉安 和也すぎやす かずや❶筑波大学大学院システム情報工学研究科❷博士(社会工学)❸都市・地域防災、災害復興、災害に強いまちづくり❹地域防災論、自然災害論、地域環境調査実習❺災害に強い地域社会を実現するためには、災害時のみではなく、平時からの交流も重要です。皆さんが災害時に関わらず、この社会で生じる様々な課題の解決策について、先人・現場・地元に学び、そして世界の事例に学び、視点と立場を変えて施策の効果を見極め、強くしなやかに時代を生き抜く人材となるべく、共に学びましょう。■講師 鈴木 伸生すずき のぶお❶東北大学大学院文学研究科❷博士(文学)❸社会調査法、計量社会学、社会ネットワーク論、社会関係資本論❹社会調査概論、量的調査法、社会ネットワーク論、共通調査実習❺私が皆さんにできることは、調査法や計量分析の講義・ゼミを通じて、社会現象・社会問題を「発見・解明することの楽しさ」を堪能してもらうと共に、「自分で考えるための方法」を確立してもらうことです。そのために、全力でサポートします。総合政策に不可欠な、社会科学のロジックと方法論を一緒に学んでいきましょう。地域社会・環境コース085

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