岩手県立大学 入学案内2023
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016県外出身なので岩手のことをもっと知りたい、県民と交流したいと思い、いわて創造学習Ⅰを受講しました。選んだ「紫波町コース」では、公民連携によって誕生した施設や商店街にある飲食店などを訪問。町民の意見を取り入れながら施策を進める町職員の方や、町の特産品を使って新商品開発に取り組む飲食店の方、移住してB&Bを経営する方などの話を聞きました。それぞれ立場や取り組みの方向性は異なりますが、「町を愛する気持ち」は同じで、その地元愛の深さに感動。また、さまざまな方の話を聞く経験は、看護師に必要な傾聴の姿勢に役立つと思っています。看護学部2年かとう加[茨城県立土浦第二高等学校卒]県内各地に1〜2年次の学生が赴き、2日間のフィールドワークを通して地域について学びます。それぞれの地域の資源・課題を発見したり、それらを論理的にまとめ、他者にわかりやすく説明できるようになることを目指します。主体的な学びのきっかけを作り、地域に継続的に関わっていく意欲を高めます。海に面した神戸市出身なので沿岸地域に興味があり、いわて創造学習Ⅱでは、久慈市をフィールドとした実地学習プログラムをチームで企画。直前に県内に緊急事態宣言が発令されたため、最終的にオンラインで最大3箇所を結び実施したのですが、この時に学部の専門の学びが役に立ちました。一方、プログラムを企画する過程で、情報をもとに分析する力が身につき、今後の学部での学びに生かせると考えています。このように学部の学びと相乗効果がある点は、創造学習の面白さであり魅力。今年も受講を予定しており、最終的には地域創造士を目指したいです。ソフトウェア情報学部3年そう宗久斗さん[兵庫県立神戸商業高等学校卒]いわて創造学習Ⅰ岩手を知りたい、県民と交流したいと受講いわて創造学習Ⅱ学部の学びと相乗効果があるコア科目(全学必修)大学で学ぶ・大学を学ぶ地域志向専門教育科目群地域志向基盤教育科目群各学部の専門性を生かしながら、それ以外の分野の知識を学ぶ、学部の枠を越えた学修の制度です。世界を「地域」「国際」という視点から理解し、実践的な考え方を体系的に学びます。「地域創造教育プログラム」と「国際教養教育プログラム」の2つの副専攻があります。キャップストーン科目いわて創造実践演習たくと2ndSTEPいわて創造学習Ⅰ3rdSTEPいわて創造学習Ⅱ副 専 攻1stSTEP藤 ほほみさん4thSTEP 拓地域創造教育プログラム学びの特徴地域創造教育プログラムは、グループ活動を中心とした地域での実践活動を通して学修します。副専攻の全課程(規定の単位数16単位)を修了した学生に対し、修了証と『地域創造士』の称号を授与します。

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