028Washington State University(WSU)へ学生と教員が訪問し、米国の看護教育や医療現場の様子を学びながら国際的視野を育みます。また、University of North Carolina Wilmington(UNCW)との遠隔講義では、双方の学生が関心のあるテーマについてプレゼンテーションと意見交換を行うことで、看護を国際的に考える機会となっています。1年間を通して、「批判的に考える」「読む」「書く」「聴く」「発信する」という「学びのための技法(アカデミックスキル)」を習得し、主体的に学ぶ授業です。今生きている世界の問題や解決すべき課題を明確化するための力も養います。この力が、看護専門科目の理解を深め、発展させていく基盤になります。病院の在院日数の短縮化などにより、地域や家庭での看護の重要性が高まっています。さまざまな健康レベルの人々に対し、その人らしい生活を送るために必要な看護を提供できる人材を育成するため、「地域保健看護学」「在宅看護学」「学校保健看護学」の3つの分野で、講義や演習・実習などを行っています。地域住民ボランティアとの関わり国際的な視野と思考力を育成学ぶために必要な技法を学ぶ地域で暮らす人々のために「模擬患者」を活用した教育1、2年次の基礎看護学実習の事前演習や4年次の看護技術統合演習の客観的臨床能力試験に、地域住民から模擬患者のご協力をいただいています。模擬患者との演習を通して、臨床現場をイメージした看護の実際を学び、看護の基本的態度を養います。基礎教養入門Ⅰ・Ⅱ地域看護学教育・研究Pick Up幅広い教養を基盤に、看護実践における専門的知識・技術を学んでいくPick Up 01Pick Up 02Pick Up 03Pick Up 04国際交流ために、岩手県立大学ならではの教育・研究活動が行われています。
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