小岩手県立中部病院/令和2年3月看護学部卒[岩手県立不来方高等学校出身]松岩手県中部保健所/令和3年3月看護学部卒[岩手高等学校出身]千岩手県立中部病院/令和3年3月看護学部卒[岩手県立盛岡第三高等学校出身]高久慈市立夏井小学校/令和2年3月看護学部卒[岩手県立福岡高等学校出身] 看 護 師保 健 師助 産 師月さん養護教諭帆さん重度の患者さんの回復に仕事のやりがいを感じるエビデンスを意識した学びが保健師の仕事の現場で役立つ地域ごとの特色がある病院で助産師として経験を積みたい保健や健康のことを通じて全校児童と関わる楽しい日々032混合病棟の4階西病棟に勤務していますが、学生時代に、現場の忠実な再現による演習を経験したり卒業生の講話を聞いたおかげで、スムーズに仕事に臨むことができていると感じています。また、東日本大震災の復興支援に取り組むボランティアサークル「カッキー‘s」の活動において被災地の方々と交流するなかで、コミュニケーション能力が身につきました。病棟は脳神経外科・内科が中心で、重度の脳出血や脳梗塞で入院される患者さんが少なくありません。そうした方々が治療を受けて回復していく姿を見るたびに、看護師の仕事のやりがいを感じています。入学時は小児看護専門看護師を目指していましたが、病棟での実習を経験するうちに、看護職として予防的介入を行うことができる保健師に魅力を感じ、保健師志望に切り替えました。在学中はALS患者さんの支援活動に4年間取り組み、支援を必要としている人の立場で物事を考えることの大切さを実感。また、日々の仕事の中で、感染症に関するものなど必要な情報をどこから得るか、得た情報をどのように組み立てて業務に反映させるかが重要だと感じており、その点で大学での「常にエビデンス(科学的根拠)を意識する」という学びが役に立っています。小学校2年生の頃から助産師を目指しており、岩手県内で働きたいと岩手県立大学看護学部に入学しました。岩手県立病院を選んだのは、各病院に地域ならではの特色があり、助産師の専門性を生かすことができると考えたからです。また異動があるので、それぞれの病院で多様な経験を積むことができる点にも惹かれました。出産という大きなライフイベントに立ち会い、お母さんと赤ちゃんの生活のスタートを支援できる助産師の仕事は魅力にあふれています。職場の先輩方のような、患者さんからもスタッフからも信頼される助産師になることが目標です。生涯健康に過ごすためには早い時期から健康や保健に関する知識を正しく身につけることが必要と考え、その教育や保健指導を行いたいと養護教諭の道を選びました。勤務先の小学校では、児童・職員の健康管理、児童への保健指導、校舎内の環境整備などを行っています。救急処置や保健指導の場面では、子どもたちの身体と心の両面から評価・分析することが必要なのですが、その際に大学での学びが役立っていると思います。保健や健康のことを通じて全校児童と関わる日々は楽しく、取り組みや授業によって児童に変化が見られた時にやりがいを感じます。さんさんおばられんまつばらゆうちえだみづきたかはしまほ卒業生Message看護学部を卒業し、看護師・保健師・助産師・養護教諭として社会で活躍している先輩に、学生時代に力を入れたことや現在の仕事のやりがいなどを聞きました。原 廉原 悠枝 美橋 真
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