岩手県立大学 入学案内2023
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明さん緒さん048社会福祉学科4年さとう佐藤 里[岩手県立盛岡北高等学校卒]人間福祉学科4年わたなべ司さん渡邉 聡[岐阜県立可児高等学校卒]東日本大震災直後、地域に住む足の不自由な高齢者の日常生活を近所の人たちが支援している様子を見てすてきだなと感じ、地域福祉について学びたいと志望。入学後は、化粧ボランティアサークル「KIPU*Labo」の活動や地域活動などへの参加を通じて、世代間交流にも興味を持つようになりました。また、地域活動の企画運営をやってみたいと昨年5月に友人が設立したまちづくりサークルの初期メンバーとして、主催のイベントも経験。住民に寄り添った地域福祉の仕事に携わることが目標です。小学生の頃からテレビ番組や本などで心理学に興味を持ち、公認心理師の資格を取得できる社会福祉学部を選びました。入学前は心理学に対して心理テストの延長のようなイメージを抱いていましたが、実際は、仮説を立てて証明し、社会にフィードバックする学問であると知り、その奥深さにどんどん惹かれています。立てた仮説について心理学のゼミの仲間と議論する時間も楽しく、もっと学びを深めたいと大学院への進学を希望。将来は、公認心理師になって悩む人を支えたいと考えています。社会福祉学科4年にしだて西舘 祐[岩手県立盛岡北高等学校卒]人間福祉学科4年さとう美韻さん佐藤 玲[岩手県立盛岡第四高等学校卒]社会福祉士と精神保健福祉士の2つの資格を取得できる点を魅力に感じ、入学を決めました。この学部ではさまざまな対人コミュニケーション技術を学ぶことができますが、それは自分自身を知るきっかけにもなり、卒業後も多様な場面で役に立つと思います。私の場合、早口でジェスチャーが大きいという話し方の癖を認識することができました。高校生の頃、家族の入退院時に医療ソーシャルワーカーの方にお世話になって以来その仕事に興味を持っており、卒業後は県立病院で働くことを希望しています。中高校生の時に保育園にボランティアに行って楽しかったので、保育士になりたいと進学。入学後の授業で、社会福祉士の学びが子ども一人ひとりのニーズに応じた支援につながることを知り、社会福祉士の資格を持った保育士を目指しています。2つの資格を取得するためには多くの科目の履修が必要で忙しいのですが、同じ目標を持つ仲間がいるので、励まし合いながら楽しく取り組んでいます。夢は、子どもの持っている力を見逃さずそこにアプローチし、さらに保護者もサポートできる保育士です。Voice01Voice03Voice02Voice04りおそうしちあきれみん住民に寄り添った地域福祉職が目標仮説を立てて証明する心理学の学びを深めたい学生Voice社会福祉学部で学ぶ学生に、この学科を選んだ理由や日々の学び、大学生活の様子、将来への展望などを聞きました。コミュニケーション術を学び自分の癖を認識できた仲間と励まし合いながら2つの資格取得を目指す

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