1年次前期に開講されるソフトウェア演習Aでは、プログラミングによりコンピュータを動かすということを体験的に学びます。ソフトウェア演習Bでは、プログラミングの基礎演習を中心に、アルゴリズムを考えてプログラムを動かす力を養います。2年次前期に開講されるソフトウェア演習Cは主にオブジェクト指向を用いたプログラミング手法を身につけます。そして2年次後期のソフトウェア演習Dでは、総合演習としてアプリケーションの制作技術を習得します。3年次:研究に必要なスキルの獲得コース演習Ⅰコース演習Ⅱ複数の研究室の専門知識を学ぶ所属研究室での少人数演習063情報技術を使う力と情報を読み解き活用する力を養成「研究力」を実践的に早期から高める3年次からの研究科目問題発見・分析能力や課題解決能力を身につける「実学・実践」に基づく教育研究の成果■各年次における学び■早期の積み上げによる研究力向上1年次・社会への関心・幅広い教養2年次・専門知識・課題発見・解決能力※2年次にコース所属、 3年次に研究室所属3年次・課題発見・解決能力・コミュニケーション能力卒業研究・制作A研究テーマ決定※早期履修制度により 博士前期課程と接続4年次・自己研鑽力・コミュニケーション能力4年次:卒業研究卒業研究・制作B卒業論文作成ソフトウェア演習A~Dコンピュータを使ってソフトウェアを開発するためには、情報技術を使いこなす力と情報を読み解いて活用する力が必要です。1年次前期から2年次後期にかけて開講されるソフトウェア演習A〜Dでは、その基礎を体系的・体験的に学ぶことができます。コース演習Ⅰ・Ⅱ3年次からの研究科目として、前期は所属コースの複数の専門を広く学ぶ演習を、後期は所属研究室における4名程度の少人数演習を行い、実践的研究に必要な専門分野の知識・技術を修得します。4年次では、研究テーマを定め、主体的に卒業研究に取り組みます。「研究力」は、研究者だけに必要な力ではなく、企業でも必要な能力です。「研究力」を実践的に早期から高めることが、就職活動や、就職後の高い評価につながっています。プロジェクト演習・PBL1〜3年生がチームを組んで、地域課題の分析やICTを活用した解決法の提案に取り組む必修科目「プロジェクト演習」は、本学部の実践型教育の一つ。3年間、さまざまな立場で問題分析の理論を学び、必要なスキルを実践的に身につけます。3学年混成の必修科目は全国的にも珍しく、平成26年には経済産業省「社会人基礎力を育成する授業30選」に選ばれました。一方、文部科学省のenPiT(成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成)事業の一環として実施する「PBL(Project Based Learning)は、学生主体の課題解決型の研究プロジェクトを支援するプログラム。大学院生と学部3・4年生の混成チームが自主的に取り組み、問題発見能力や課題解決能力を養います。国家資格取得・学会賞受賞等、学生の活躍本学部・研究科は「実学・実践」に基づいた教育研究を行っています。「情報処理安全確保支援士試験」や「ネットワークスペシャリスト試験」などの難関国家資格に合格するなど、その成果は着実に実を結んでいます。国内外の学会へも積極的に参加していて、「日本感性工学会」「情報処理学会MBL研究会」「経営情報学会2020年全国研究発表大会」で優秀発表賞を、「情報処理学会全国大会」ではこれまでに多くの学生が学生奨励賞を受賞しており、高い研究力が認められています。さらに、自治体・企業主催のコンテスト等においても顕著な活躍をみせています。「ISSM AI技術コンテスト2020」では、学部生と大学院生の混合チームが最優秀賞を受賞しました。また、本学研究科所属学生が開発に携わった「Kログ(けんこうログ)」や「ロボットアーム型アプリ稼働監視サービス」は、メディアに取り上げられて話題になりました。学生の活躍の詳細については、学部ホームページをご覧ください。Pick Up 04Pick Up 05Pick Up 06Pick Up 07
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