岩手県立大学 入学案内2023
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介さん [岩手県立不来方高等学校卒/熊本大学人文社会科学研究科博士前期課程修了]学  Message修了者4名【取得できる学位】 博士(ソフトウェア情報学)博士後期課程修了後の進路データ(令和3年度)[博士後期課程]博士後期課程の教育課程では、原理の問題提起や新原理の探究を行いうる高度な実践的研究者や技術者を養成する観点から、博士前期課程に比べ、より自立的な研究能力を養うことに重点を置いています。このため、本課程では、実学実践の方針による研究指導科目4科目(「ソフトウェア情報学研究」、「特別ゼミナール」、「特別公開ゼミナールⅠ」、「特別公開ゼミナールⅡ」)と、実践科目2科目(「ソフトウェア実践特別演習」、「プロジェクト実践特別演習」)を設けています。なお、ソフトウェア情報学以外の分野からの入学生について、必要がある場合は、博士前期課程で開講する講義科目を受講することができます。2名(50.0%)2名(100%)1名(50.0%)1名(50.0%)0名(0%)2名(50.0%)071留学生 8.7%(学位取得後自国へ帰国)一般企業52.2%大学教員 26.1%大学研究員 13.0%❶情報技術・システムと人間や社会との係わりを理解し、自身の適性や能力を踏まえ、社会における技術者または研究者としての役割を担うために必要となる実践的なスキルを修得するための科目を、実践科目として配置します。❷自らが計画的に学習・研究を継続し、自身の知識とスキルを磨き、新しい情報技術・システムを創造する能力を身に付けるための科目を研究指導科目として配置します。研究指導科目では、複数教員により多様な価値観に基づく客観的な研究指導を実施し、公開の場で自身の研究に対する論理的な議論を交わす能力や、国際的な視野で自身の見解を表現する能力を養い、技術者・研究者と利用者の両面から様々な問題・課題に適した解決方法を導き出す能力を修得します。主な就職先●大学教員●大学研究員●一関工業高等専門学校●専門学校デジタルアーツ仙台●KDDI㈱●コニカミノルタ㈱●DMM.comラボ生❶情報技術が人間や社会に及ぼす様々な影響・効果を理解でき、技術者または研究者としての責任を理解することができる人❷知的探求心と想像力を持ち、国際的な視野に立ち、情報技術に関する幅広い知識・スキルを修得・活用できる人❸自身の能力・適性を把握し、ビジョンをもって自律的に学習・研究に取り組むことができる人❹自身の見解を明確に表現できるとともに、他者の意見を受け入れ、論理的に議論できる人[学生が修了までに身につけるべき能力]❶自身の適性や能力を的確に把握し、情報技術分野に対する情熱を持って、意欲的かつ計画的に学習・研究を継続して取り組むことができる。❷人間や社会に及ぼす様々な影響や効果を判断し、技術者または研究者としての責任を感じることができる。❸情報技術・システムにおける問題・課題に対して、利用者の立場から適切な解決方法を導き出し、問題・課題を解決することができる。❹国際的な視野に立って、情報技術・システムの幅広い知識とスキル、そして自身の専門分野における学識を修得し、様々な問題・課題に適した仕組みを企画・設計・開発・保守・運用することができる。❺技術者・研究者の立場から、自身の見解をわかりやすく表現できるとともに、他者の意見を受け入れ、論理的な議論を交わすことができる。❻既存の情報技術・システムに対して、本質的な問題・課題を提起するとともに、国際的にも価値のある新しい情報技術・システムを創造することができる。❼現代社会における情報技術分野の課題や目指すべき目標を正しく理解するとともに、人と情報技術が調和した社会の実現に貢献できる。ちばゆうすけ博士後期課程修了生の進路(23名)過去10年間の博士後期課程修了生は、上記のような業種に進んでいます。就職希望者就職者岩手県内への就職岩手県外への就職進学者その他ポリシーは概要版です。全文はソフトウェア情報学研究科ホームページでご確認ください。https://www.soft.iwate-pu.ac.jp/gradschool/デジタル教育についての考察を深め、業界の人材育成を底上げしていきたい。学部生の頃はとにかく何でもやってみよう!というタイプの学生で、好奇心が旺盛。授業はもちろん、教職にゼミに飲み会と、忙しい日々を送っていましたが、大学の職員・教員の方々はそんな私を温かく見守り、積極的にサポートしてくださいました。数年前にIT企業から工作機械メーカーに転職して、現在はデジタル教育事業の立上げを担当。業界内の標準となるようなサービスに育てたいと思い、デジタルや教育について深く考察する機会をつくるために、博士後期課程にチャレンジすることを決めました。仕事と大学院の学びを両立するのは大変ですが、先生方との議論や先行研究から刺激を受け、事業を大きくし、工作機械業界の人材育成を底上げするためのヒントを日々いただいています。千岩手県立ソフトウェア情報学研究科博士後期課程2年問題の真意を捉え、解決を模索。飽くなき探究心で新しい答えを創造する。博士後期課程(定員10名 標準修業年限3年以上)進路とサポート葉 佑APアドミッション・ポリシー(求める学生像)DPディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)CPカリキュラム・ポリシー

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