076総合政策学部は、社会が抱える諸問題をさまざまな価値観から多面的に捉えることを重視しています。そのために、社会・人文科学と自然科学の幅広い分野を学べるカリキュラムを組んでいます。すでに学びたいことを決めている人も広い視野でそれを捉え直すことができますし、具体的な学びで迷いを持っている人でも、この期間内で自分の考えを深めていくことができます。また、社会問題の解決にはさまざまな分野の人との協力が必要であることから、キャリア教育科目によって他者と協力するための就業力スキル(社会人基礎力)を身につけます。2年次から、履修コース・ゼミを選択するためのカリキュラムがスタートし、3年次より正式に、「法律・行政コース」「経済・経営コース」「地域社会・環境コース」の3つのコースのいずれかに配属されます。それぞれのコースに講義科目、実習科目、演習科目(ゼミ)、卒業論文・研究を置き、自分が興味を持つ分野を深く掘り下げることができるようになっています。今日の社会情勢は、「グローバル」という言葉で表すことができるでしょう。同時に私たちの日常生活は、地域社会においてローカルな形で展開しています。つまりローカルなところに根ざし、グローバル社会を視野に入れた思考と行動が求められているのです。本学部ではこのように「グローバル」で「ローカル」、すなわち「グローカル」な視点で政策を考え、経済活動を捉え、社会・環境の諸問題に対応する教育を重視しています。さらに「現場に学び、現場から学ぶ」を柱に、ヒアリング・環境調査・地域社会調査といった技法で社会の現象や問題点と向き合い、理論や知見、方法論を駆使して問題の分析・解明を試みます。そして解決に向けた専門知識や力量を身につけ、多角的な視点から現実社会を捉えることを目指します。社会調査士とは、社会調査の基礎能力を有する専門家のことです。本学部では、定められたカリキュラムに則り、調査企画から報告書作成までの社会調査の全過程を学習することができます。基本的な調査方法や分析手法の妥当性、またその問題点を指摘する能力を身につけることで、社会調査士の資格を取得できます。「ビオトープ」とは、地域の野生生物が生息する空間を意味します。持続可能な社会であるためには、その土台となるビオトープが必要です。ビオトープ管理士は、地域の貴重な自然などの財産を生かしながら、持続可能で美しいまちづくりを実践する技術者です。本学部は、試験の一部免除認定校に指定されています。環境再生医とは「環境を再生するための知識と技術を持っていることを証明する資格」です。SDGs(持続可能な開発目標)の視点を持って経済活動(仕事など)や日常生活を行うことが求められる現在、必要な知識を得ていることを証明するものです。本学部では所定の単位を取得することで、環境再生医(初級)の資格を取得することができます。Features1幅広い分野を学び、他者と協力するスキルを磨くFeatures22専門を絞り込み、深く掘り下げるカリキュラムFeatures33「グローカルな視点」と「現場から学ぶ実践」が柱学びの特徴取得できる資格社会調査士ビオトープ管理士環境再生医初級
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