岩手県立大学 入学案内2023
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本コースの実習はA·Bの択ーであり、政策面からアプローチする実習Aでは滝沢市など自治体のご協力のもと、現場に出て行政や地域の実態にふれながら政策形成のプロセスを体験的に学びます。例えば2020年度のテーマは「大学のある自治体政策」。4班に分かれ、各種データ調査や関係者へのインタビューなどをもとに、学生の視点を生かした「インターンシップ応援隊」「滝沢市議会翻訳課」などの提案を検討しました。最終回では成果を堂々プレゼン。自ら動き、仲間と協力し合う力を身につけます。経営とは、自らの判断で意思決定を行い、実行することであるといえるでしょう。この能力は社会を動かすために必要な能力であると同時に、個人においても働く上で重要な能力であるといえます。では、意思決定は何に基づいて行われるのでしょうか。多種多様な意思決定に役立つ学問がありますが、経営実習では会計学を用いた分析手法を身につけてもらいます。座学による知識の習得だけではなく、私たちが暮らす社会で公表されている財務諸表を用いることにより、経営陣や社員が判断しているプロセスを疑似的に体験できることこそが実習を行う意味であると考えています。本コースでは、地域社会調査、都市計画やまちづくりを対象とした実習、自然環境調査、地理学を基礎とした実習などの5つの実習を用意しています。写真は、地域社会調査(地域環境調査実習A)のーコマです。この実習では、地域社会の生活様式や生活環境について、住民の方々にインタビューをしたり、現地踏査を実施し、その結果をとりまとめることを通じて、地域への理解を深めることを目指しています。077法律・行政実習A経営実習地域環境調査実習A3コースの実習紹介それぞれのコースでは具体的にどのような実習が行われているのでしょ法律・行政コースうか。ここではその一例を紹介します。総合政策学部選択コース経済・経営コース地域社会・環境コース

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