岩手県立大学 入学案内2023
84/104

夢さん稲いわき労働基準監督署/令和3年3月卒[福島県立白河高等学校出身]沙さん佐盛岡ガス株式会社/令和2年3月卒[岩手県立宮古高等学校出身]労働基準監督官アナウンサー営業職授業やサークルの活動で相手の立場で考える力を習得言葉で希望を与えたいとアナウンサーを志望培った傾聴力を生かして幅広い営業業務に携わる084法律、行政、経済のそれぞれの分野の学びに興味がありましたが一つに絞ることができなかったので、入学後にコースを選べる岩手県立大学総合政策学部を選びました。在学中に特に力を入れたのが、「いわて創造学習」の授業内での商品開発と、さんさ踊り実行委員会の活動です。これらを通して、お客さまや委員会のメンバーなど相手の立場に立って考える力が身につきました。現在の職場への就職を決めたのは、講義で、家族が過労死した方の話を聴いたことがきっかけです。多種多様な業界で働く方と話をする経験は貴重で、相談に対して適切な回答や解決策を伝えて納得していただいた時に、仕事のやりがいを感じています。高校2年生の時に東日本大震災を経験し、地元・岩手に根ざして学びたいと進学。入学後は、震災の復興支援ボランティア団体「復興girls&boys*」や国際交流サークル「GWIPU」で学内外の学生やさまざまな企業・団体と関わりながら活動することで、価値観や視野を広げることができました。震災直後、NHKのラジオ放送を聴いて希望が湧いたことから、「私も言葉で誰かの背中を押したい」と同局のアナウンサーを志望。職場ではニュースキャスターを務めるほか取材なども行っていますが、その際に大学のゼミでのインタビュー調査の経験が役立っています。今後も放送を通して、震災の記憶や復興状況を伝え続けたいです。オープンキャンパスで地域について深く学べることを知り、進学を決めました。大学の学びで地域住民のインフラを支える企業に興味を抱き、現在の会社を希望。また、会社説明会などに参加して職場の雰囲気が良いと感じたことも決め手になりました。現在はリフォーム課の営業として、リフォーム需要喚起のためのイベント企画や施工に関する現地調査・見積もり作成・商品発注など、幅広い業務に携わっています。お客さまと接する際には、卒論作成時に培った傾聴力が役に立っています。配属されたばかりでわからないことが多いのですが、職場の先輩方が明るくサポートしてくださるので、毎日楽しく働いています。ちゅうじょういなだひろむななかささきりさ卒業生Message総合政策学部の幅広い学びの中から、自分の進むべき道を見つけた卒業生たち。学生時代の思い出や、現在の仕事に対する思いを聞きました。田 裕條 奈中菜花さんNHK盛岡放送局/平成28年3月卒[岩手県立盛岡北高等学校出身]々木 理

元のページ  ../index.html#84

このブックを見る