岩手県立大学 入学案内2023
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  学生Message【取得できる学位】 博士(学術)[博士後期課程]働きながら学ぼうと考えている社会人などを対象に、滝沢キャンパスと盛岡駅前(西口)にあるアイーナキャンパスの双方で、昼夜開講制を導入しています。[統合時間割]月〜金曜:1〜7時限●6時限/18:00〜19:30●7時限/19:40〜21:10急激に変貌を遂げつつある制度的な“社会システム”について、法・行政・経営・経済といった観点から多面的なアプローチを試みます。そして、それらの構造ならびに変動の実態・メカニズムを明らかにします。また、さまざまな分野で行われる政策形成・政策分析・政策評価をめぐる意義や問題点を解明していくのも研究活動の大きな柱です。さん[岩手県立盛岡北高等学校卒/立命館大学法学部卒]“環境・生活者システム”と位置づけられる次元での政策的な諸課題を、身近な暮らし寄りの視点で捉えます。住民生活・地域整備・環境管理などの諸課題を理論的・実証的に明らかにするとともに、それらの解決へ向けた方策を探っていきます。087滝沢・アイーナキャンパスでの昼夜開講制行政・経営政策研究研究指導分野地域社会・環境政策研究よう❶現代の地域社会が直面する多様化、複雑化した諸課題の解決に向けて、深い学識と卓越した研究能力を武器にシンクタンク等で活躍する実践的研究者を目指す人❷行政・経営および環境・地域社会を対象とする政策系諸科学の分野を持つ大学、研究所等の研究機関における研究者を目指す人❸企業、自治体、NPO等からの社会人入学者については、行政・経営および環境・地域社会を対象とする政策系諸科学に関する高度の学識を持つ指導的実践者を目指す人[学生が修了までに身につけるべき能力]❶学界に対し学術的に貢献しうる先進的な研究課題を設定できる❷急激な社会等の変化を敏感に察知し、又は先んじて自らの行動や研究テーマを柔軟に変えることができる❸問題に対して高度に専門的な調査分析方法を開発し、効果的に適用できる❹問題の解決のために、学際的な視点を踏まえた考察ができる❺思考の結果を学問的に厳正な方法で他の研究者に伝えられる❻研究の過程を適切な方法で管理できる博士後期課程においては、研究者として必要とされる技能を修得するための総合政策研究科目(講義科目)及び総合政策研究指導科目を設置し単位化します。さらに、働きながら専門知識を身につけたい学生等の利便を図るため、すべての授業科目を滝沢キャンパス及びアイーナキャンパスにおいて昼夜開講制とします。博士論文の作成に当たっては、学生を自立的な研究者として養成するために、学生と指導教員の協力により研究計画を策定し、その適切な遂行と評価を重視します。作成された博士論文は、所定の手続きに従って審査を進めていきます。なお、博士論文は、以下の基準を満たすことが求められます。1)学界に対する学術上の寄与 3)資料・先行研究の取扱いの斬新さ 4)論旨の独創性5)論文構成の体系性 2)研究テーマの設定の独創性6)論述・表現の適切さポリシーは概要版です。全文は総合政策研究科ホームページでご確認ください。http://www-poly.iwate-pu.ac.jp/daigakuin/index_daigakuin.html意識調査を政策に生かす手法を確立し、未踏の分野を自分の手で切り拓きたい。滝沢市では定期的に市民意識調査を行っていますが、有効に活用する手法を学びたいと考え、働きながら学べる総合政策研究科に進学しました。研究テーマは、「市民意識調査の分析」。統計学的な分析手法を学ぶ一方、他の自治体での活用例を調査し、政策に転換できるよう研究に取り組んでいます。大学院での学びは、新たな知識を吸収すること自体が楽しいですし、実際の業務に反映できることも多く、とても役立っています。また、立場も経歴も異なる同級生と意見を交わすことで、違う見方や視点を知ることができ、刺激をもらっています。意識調査は、手法的・実務的な面が強く、先行研究があまり多いとはいえません。だからこそ、自分の手で意識調査の活用法を研究し、政策に生かす道筋を作りたいと思っています。かわしま川総合政策学研究科博士前期課程2年/滝沢市企画政策課・岩手大学教学マネジメントセンター非常勤講師震災復興や社会問題の解決をリードする、高い知識と専門性を備えたスペシャリストを養成博士後期課程(定員3名)嶋 陽APアドミッション・ポリシー(求める学生像)DPディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)CPカリキュラム・ポリシー

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