岩手県立大学 入学案内2024
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自立してプログラミングを行うための確かな基礎力を養成 「研究力」を実践的に早期から高める3年次からの研究科目問題発見・分析能力や課題解決能力を身につける「実学・実践」に基づく教育研究の成果■各年次における学び■早期の積み上げによる研究力向上1年次・社会への関心・幅広い教養2年次・専門知識・課題発見・解決能力※2年次にコース所属、 3年次に研究室所属3年次・課題発見・解決能力・コミュニケーション能力卒業研究・制作A研究テーマ決定※早期履修制度により 博士前期課程と接続4年次・自己研鑽力・コミュニケーション能力4年次:卒業研究卒業研究・制作B卒業論文作成1年次に開講されるソフトウェア演習A・B では手続き型言語の1つであるC言語を、2年次に開講されるソフトウェア演習C・Dでは、オブジェクト指向言語の1つであるJava言語を扱います。豊富な演習を通して、Python等、他言語にも応用可能な確かな基礎力を養成します。 3年次:研究に必要なスキルの獲得コース演習Ⅰコース演習Ⅱ複数の研究室の専門知識を学ぶ所属研究室での少人数演習063Pick Up 04Pick Up 05Pick Up 06Pick Up 07ソフトウェア演習A~Dコンピュータを使ってソフトウェアを開発するためには、プログラミングの基礎力を学生各自がしっかりと身につけ、自立してプログラミングを行える必要があります。1年次前期から2年次後期にかけて開講されるソフトウェア演習A〜Dでは、プログラミングの基礎を体系的・体験的に養成します。コース演習Ⅰ・Ⅱ3年次からの研究科目として、前期は所属コースの専門を複数の研究室から広く学ぶ演習を、後期は所属研究室における4名程度の少人数演習を行い、実践的研究に必要な専門分野の知識・技術を修得します。4年次では、研究テーマを定め、主体的に卒業研究に取り組みます。「研究力」は、研究者だけに必要な力ではなく、企業でも必要な能力です。研究力を実践的に早期から高めることが、就職活動や、就職後の高い評価につながっています。プロジェクト演習・PBL1〜3年生がチームを組んで、地域課題の分析やICTを活用した解決法の提案に取り組む必修科目「プロジェクト演習」は、本学部の実践型教育の一つ。3年間、さまざまな立場で問題分析の理論を学び、必要なスキルを実践的に身につけます。3学年混成の必修科目は全国的にも珍しく、平成26年には経済産業省「社会人基礎力を育成する授業30選」に選ばれました。一方、文部科学省のenPiT(成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成)事業の一環として実施する「PBL(Project Based Learning)は、学生主体の課題解決型の研究プロジェクトを支援するプログラム。大学院生と学部3・4年生の混成チームが自主的に取り組み、問題発見能力や課題解決能力を養います。国家資格取得・学会賞受賞等、学生の活躍本学部・研究科は「実学・実践」に基づいた教育研究を行っています。「情報処理安全確保支援士試験」や「ネットワークスペシャリスト試験」などの難関国家資格に合格するなど、その成果は着実に実を結んでいます。国内外の学会へも積極的に参加していて、「情報処理学会全国大会」ではこれまでに多くの学生が学生奨励賞を受賞しています。さらに「FIT2022第21回情報技術フォーラム」「情報処理学会アクセシビリティ研究会第20回研究会」で奨励賞を受賞、「日本経営工学会2022年春季大会」および「日本経営工学会2022年秋季大会」では優秀発表賞を受賞しており、高い研究力が認められています。また、自治体・ 企業主催のコンテスト等においても顕著な活躍をみせています。「ラーニングイノベーショングランプリ2022」では、学部生と大学院生の混合チーム「MinaLab」が優秀賞を受賞しました。学生の活躍の詳細については、学部ホームページをご覧ください。

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