岩手県立大学 入学案内2024
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法律・行政コース経済・経営コース地域社会・環境コースVoice01Voice02Voice03しんたろうえりかりくお総合政策学部/法律・行政コース 令和5年3月卒あさの浅[宮城県石巻高等学校卒]総合政策学部4年/経済・経営コースやまざき山[福島県立橘高等学校卒]総合政策学部4年/地域社会・環境コースしばた生さん柴[岩手県立一戸高等学校卒]小学4年生の時に東日本大震災を経験したこともあり、将来は故郷のために働く公務員になりたいと考えたことが、入学を決めた理由です。1、2年次は座学が中心でしたが、3年次には地域と関わる「法律・行政実習」で実践的に学習。実習先の自治体職員が、住民や外部の意見を聞きながら新しいことを取り入れようとする意思を感じ、「自分もそういう職員になりたい」との思いを強くしました。また、実習を機に滝沢市役所でアルバイトをし、さらに多くの行政現場を体験しました。この経験を生かし、就職先の石巻市役所では住民のために働きます。地域と関わる仕事をしたくて、幅広い分野で地域に密着した学びができる総合政策学部に進学しました。印象的な授業は「マーケティング論」です。それまでは公務員を目指していましたが、企業の戦略策定の面白さを知り、民間企業への就職も視野に入れるようになりました。大学のボランティア活動で東日本大震災の被災地復興に関わったことがきっかけで、ゼミでは「地域全体を売り込むためのマーケティング活動」をテーマに研究中。卒業後は東京で就職してスキルを磨き、いつか故郷に戻ってそれを生かしたいと考えています。高校の総合学科で環境分野を学んでおり、大学でそれを深めたいと入学。1年次の授業で、環境問題に取り組む際には当該地域の住民の意向など客観的な視点が必要であることを学び、1、2年次の幅広い学習が3年次以降の研究につながることを実感しました。地元・岩手県北の地場産業である漆やたばこが栽培されている景観に興味があり、ゼミではそれらにアプローチしながら「植生景観の変化」をテーマに研究しています。将来は、環境分野・林業分野のコンサルタントになるのが夢。そのためにビオトープ管理士の資格試験にも挑戦中です。083実習を機に自治体でアルバイトし、行政現場を体験幅広い分野で、地域密着の学びができる夢である環境系の仕事を目指して資格試験に挑戦中学生Voice総合政策学部で学ぶ学生たちは、なぜこの学部を選び、そしてどんなことを学んでいるのでしょう。3人の先輩たちに聞きました。太郎さん野 真理香さん崎 惠田 陸

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