岩手大学 理工学部
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FACULTY OF SCIENCE AND ENGINEERING34071075072076073074077078木村 彰男|KIMURA Akio7FⅡ■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/画像認識 Image Recognition コンピュータビジョン Computer Vision多様な分野に応用できる画像処理技術の研究開発コンピュータを利用した画像処理技術の研究を幅広く行っており、特に生産ラインでの不良検査や製品の自動組み立てなどに応用される「画像認識」に力を入れています。これまでに、カメラ視点に依存しない形状認識、成長変形を伴った牛の鼻紋パターン認識などのアルゴリズムを開発してきており、最近では、一枚の画像から3次元的な情報を抽出するアルゴリズムの研究や、小型軽量のカメラ搭載型ラジコンヘリコプターを利用して3次元復元を行う研究などにも取り組んでいます。今野 晃市|KONNO Kouichi8FⅢ■ 役職/教授 Professor■ 専門/メディア情報学 Media Informatics 情報考古学 Archaeological Informaticsデータ圧縮・転送技術、バーチャルリアリティの研究インターネットを通じて3次元データのやり取りを容易かつ高速に実現するためのデータ圧縮・転送技術、バーチャルリアリティの研究を行っています。具体的には、遠隔地にある3次元データをバーチャルな空間に転送し、そこにある物体に触ったり、掴んだりすることでリアリティのある展示環境を構築する手法が求められています。たとえば、博物館などでショーケースに入れられて展示されているものに、自由に触れられるようにするシステムを開発しています。佐藤 信|SATOH Makoto7F■ 役職/助教 Assistant Professor■ 専門/情報工学 Information Engineering日常的な感覚でのソフトウエア開発を可能にする研究自然からの知見に基づき、ソフトウエアに必要な特徴を紡ぎ出す研究をしています。ソフトウエアを創造する場合に、特徴の類似性をコンピュータで取り扱うことを可能にし、日常的な感覚でのソフトウエア開発を可能にすることが研究のテーマです。また、スモール・インテリジェント・システムでの並行・分散処理ソフトウエア・パターンをテーマとした、スモール・コンピュータ・システムのための研究もしています。張 建偉|ZHANG Jianwei7FⅡ■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/データ工学 Data Engineering 福祉情報工学 Well-being Information Technologyウェブからの知識発見や障害者の情報獲得支援に関する研究ビッグデータ時代が到来した現代において、大量の情報資源から必要な情報をいかに見つけ出すかがますます重要になっています。本研究室では、主にウェブ情報を対象として、ユーザが意図する知識を抽出するウェブマイニングや情報推薦技術に関する研究に取り込んでいます。また、健常者・障害者の区別なく、全ての人が情報を提供できる・受け取れることを目指した障害者支援に関する研究も行っています。永田 仁史|NAGATA Yoshifumi7FⅡ■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/情報工学 computer science 音響信号処理 Audio signal processing音響信号処理の新たな領域への展開雑音抑圧、音源方向推定、音の伸縮変換処理など、従来から行ってきている可聴音領域の研究課題に加え、超音波によるコミュニケーションや超音波源の発見と可聴化など、超音波に関するテーマに新たに取り組んでいます。また、地域課題として南部風鈴の音色設計に関して研究を行っています。中谷 直司|NAKAYA Naoshi8FⅢ■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/計算機システム・ネットワーク Computer Systems and Network進化的アルゴリズムを用いた未知ウイルスの検出情報化社会を支えるコンピュータネットワークやセンサネットワークの研究を行っています。特にセキュリティに関わるコンピュータウイルスについて研究を進めており、生物の進化にヒントを得た進化的アルゴリズムを用いて、未だ知られていない新しいウイルスの検出に挑戦しています。最近は、コンピュータウイルスの特徴を形状と色で表現し可視化することで、ウイルスの解析や検出に役立てようという研究にも取り組んでいます。西山 清|NISHIYAMA Kiyoshi7FⅡ■ 役職/教授 Professor■ 専門/情報工学 Information Engineering推定理論と機械学習に基づくシステムの知能化急速にシステム化が進み、人間が行ってきたことを機械やコンピュータが担う機会が増えている現代社会。このような要求に応えるためには、人間のように学習能力や認識能力を持ったシステムの開発が欠かせません。当研究室では、最適化と推定をキーワードに、さまざまなシステムの知能化に取り組んでいます。特に、脳の知覚特性を利用した高臨場感の再生と伝送やロボットの遠隔操作に関する研究に力を注いでいます。萩原 義裕|HAGIHARA Yoshihiro7FⅡ■ 役職/教授 Professor■ 専門/パターン認識・情報処理工学 Pattern Recognition and Information Processing ロボット工学 Robotics 三次元コンピュータグラフィックス 3D Computer Graphics脳・視覚−計測、認識、理解とその制御に関する最先端の研究未来のロボットやコンピュータには、周囲の状況への理解力、知識発見能力、論理的思考力、情報を補ってイメージする能力が必要になります。私たちは、これらの能力の実現を目指すとともに、CG作成ソフトや3Dゲームに役立てたり、ロボット制御に応用したり、医師を始め高度な訓練を受け専門的な知識やスキルを持つ技術者に準じた判断能力を実現することにより、社会で役立つロボットやソフトウエアを開発しています。

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