岩手大学 理工学部
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FACULTY OF SCIENCE AND ENGINEERING40120121119122123124谷本 真佑|TANIMOTO ShinsukeH■ 役職/助教 Assistant Professor■ 専門/交通計画 Transportation Planning 地域計画 Regional Planning地方部の都市整備に関する研究地方都市を対象とした都市整備に関する研究に取り組んでいます。岩手県を含む地方部では、少子高齢化や人口減少により、従前のような拡大型の都市整備が難しい状況にあります。また、岩手県の沿岸部では、震災からの復興に向けた新しいまちづくりが進められ、より安全で安心な都市整備へのニーズが高まっています。今後の地方都市における都市整備や、それを支える交通について、主に岩手県を対象とした研究を進めています。羽原 俊祐|HANEHARA Shunsuke10HⅡ■ 役職/教授 Professor■ 専門/セメント化学 Cement Chemistry コンクリート工学 Engineering and Mix Design of concrete 建設材料科学 Materials Science of Construction Materialsコンクリートの耐久性についての研究東日本大震災においてコンクリート構造物の堅牢性は再認識され、「人を守るコンクリート」は今後も建設材料の主役を務めます。その耐久性は環境や供用条件によって大きく変わり、新しい現象である硫酸塩による劣化現象や、寒冷地帯での凍結融解による劣化も大きな課題であることから、コンクリートの耐久性について研究を進めています。また、21世紀は「混合セメントの時代」と呼ばれ、CO2排出量を低減した新しい混合セメントの在り方についても研究をしています。晴山 渉|HAREYAMA Wataru10H■ 役職/助教 Assistant Professor■ 専門/環境工学 Environmental engineering 廃棄物処理工学 Waste treatment 分離工学 Separation engineering有機塩素化合物による汚染の浄化法の開発地下水・土壌汚染は、全国各地で現在も新たに発見されています。地下水・土壌汚染の浄化手法は、既に存在しますが、その低コスト化と環境負荷の低減化が望まれています。そこで、太陽光や微生物といった自然の力を利用した、有機塩素化合物による汚染の浄化法の開発を行っています。また、上記手法に廃棄物を用いることで浄化を低コスト化する研究や、難分解性の有機化合物含有廃水の処理に応用する研究にも取り組んでいます。松林 由里子|MATSUBAYASHI Yuriko10H■ 役職/助教 Assistant Professor■ 専門/海岸工学 Coastal engineering 水工学 Hydraulic engineering河口地形変化がサケ遡上におよぼす影響岩手県で放流されるサケの回帰率は年々低下しており、回帰率の向上に向けた対策が行われています。サケの回帰には、海水温などの沿岸の環境が大きく関係していますが、その中で、河口の幅や水深の減少が、河川への遡上を妨げているのではないかと言われています。河口閉塞が観測される河川での回帰率がほかの河川より低いことがわかっており、その原因と対策について研究を進めています。南 正昭|MINAMI Masaaki10HⅡ■ 役職/教授 Professor■ 専門/都市計画 City Planning 交通計画 Transportation Planning 社会基盤計画 Infrastructure Planning人々が安全で快適に暮らせる都市空間の形成を目指す人々が安全で快適に暮らせる都市空間の形成を目的に研究を行っています。「安全・安心なまちづくり」という視点からは、防災まちづくりや避難計画の立案支援、通学路における子どもの安全確保など、また「誰もが暮らしやすいまちづくり」という視点からは、高齢者や障がい者に配慮したバリアフリー街路網計画の支援、過疎地方部での生活交通の確保、地域景観形成などを研究テーマとしています。山本 英和|YAMAMOTO Hidekazu10HⅡ■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/地震工学 Engineering Seismology 物理探査工学 Gephysical Prospecting 自然災害科学 Natural Disaster Science 物理探査の手法を用い、目に見えない地下の状態を解明ビルや橋などの地上構造物、トンネルなどの地下構造物の安全性は地盤の性質に左右されるため、人間の豊かで安全な暮らしのためには地盤の性質を知ることが重要と言えます。こうした視点から、目で見ることのできない地下の様子・状態を物理探査の手法を用いて解明することを目的に研究しています。また、大地震発生時におけるある区域内での詳細な震度分布を知るため、住民個人に対するアンケートを行い、どこがどのように揺れるのかという地震危険度の予測にも取り組んでいます。研究テーマ詳細情報キミの興味のあるテーマで検索しよう!研究テーマを18に分類しています。興味のあるテーマアイコンをクリックすると、そのテーマを研究している先生を検索することができます。また、学部案内パンフレットに掲載しきれなかった「プロフィール」や「教育ポリシー」などを追加情報として掲載しています。研 究テーマ環境、エネルギー、物理、化学、数学、知能、情報、電気、電子、機械・航空、金属、宇宙、ロボット、建設、医療、生命、防災、デザイン・メディア岩手大学理工学部WEB〈教員INDEX〉http://www.se.iwate-u.ac.jp/teacher-index

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