岩手大学 理工学部
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■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/発生生物学 Developmental Biology ■ 役職/教授 Professor■ 専門/分析化学 Analytical chemistry ■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/生化学 Biological Chemistry ■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/有機合成化学 Organic synthetic chemistry有機構造化学 Organic structural chemistry 有機機能化学 Organic function chemistry A1ⅠA1ⅠA1ⅠB2ⅠA1ⅠB2ⅠA1ⅠB2Ⅰ潤滑を極める無機化合物と有機化合物を複合化または接着させ、新機能を持つ素材を作る自動車、半導体、医療関連機器などに利用される異種材料の接合・複合に関する研究開発を行っています。無機化合物と有機化合物を複合化または接着することで、単独では実現できない機能を持つ物質を作り出す研究をしています。持続発展社会を実現するため、接合複合化学材料の研究開発をナノの視点から進めています。星型π共役系分子の合成と環境応答性の発現金属材料の腐食研究を通して社会貢献を目指す無限の可能性を秘めた結晶の研究高レベル軸索性RNAに関する研究ミトコンドリアカルパインの機能解明とペプチド医薬の開発動物の繁殖技術開発と遺伝子工学に関する研究IWATE UNIVERSITY27■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/トライボロジー Tribology 表面化学 Surface Chemistry 無機工業化学 Inorganic industrial chemistry無機材料化学 Material chemistry無機有機ハイブリッド・接着 Inorganic-organic hybrid・Adhesion■ 役職/教授 Professor■ 専門/腐食防食工学 Corrosion Engineering 電気化学 Electrochemistry■ 役職/教授 Professor■ 専門/化学工学 Chemical Engineering神経科学 Neuroscience分子生物学 Molecular Biology細胞生物学 Cell Biology動物生理学 Animal Physiology■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/実験動物学 Experimental Animals動物繁殖学 Animal Reproduction 野生動物保全学 Conservation of Wild Animals トライボロジーとは、簡単に言うと摩擦・摩耗・潤滑に関する科学技術です。省エネルギー・省資源をはじめとする環境問題改善はもちろんのこと、人体の関節から宇宙ステーションの安定稼働など、幅広い分野で欠くことのできない技術です。摩擦や摩耗といったダイナミックな現象は、まさに動いている状態で捉えないと実際の摩擦面で何が起きているのかわかりません。そこで表面分析装置と摩擦試験機を組み合わせ、摩擦面で起こっている分解や反応といった現象を解析・検討し、研究を進めているところです。ドナー性アリール基(D)-チオフェン(π)-含窒素複素環コア(A)で構成される星型π共役系分子の創製とD-π-A型分子特有の分子内電荷移動特性を利用した環境応答性の発現を目的として研究を行っています。これら環境応答性分子は、溶媒極性変化、プロトン濃度変化、金属イオンに対する応答を溶液色・発光色変化として視覚的に検出可能であり、新しい分子センサーとしての応用が期待できます。金属材料の腐食は私たちの暮らしの安全・安心に対する脅威と大きな経済損失をもたらします。なぜ錆びるのか、どうしたら防止できるのか、どうしたら検出できるのかなど、社会のニーズは山積しています。私の研究は、化学の知識をベースとしてこれらを解決し、社会に貢献することを目指しています。最近はエネルギー材料に特に力を入れており、ヒートポンプシステム、燃料電池、リチウムイオン電池材料などに関連する研究を進めています。目的生成物と複数の副生成物の中から高純度の目的化合物を生成させる、新しい結晶化技術の開発が重要な課題となっています。私の研究テーマは、結晶の構成成分となる分子の合成技術に加え、分子の性質を最大限に生かすよう分子を並べる結晶合成という技術の開発です。分子がある規則に従って配列している結晶には、無限の可能性が秘められています。論理的背景に基づいた予測とともに、様々な特殊機能を発現する新規な結晶の創製技術、そして量産化を目的とした新しい結晶化法に関する研究に取り組んでいます。神経細胞の軸索にはRNAが輸送され(軸索性RNAと呼ばれる)、局所的なタンパク質合成が起こり、それが神経回路発生や軸索再生において重要な役割を果たします。哺乳類では軸索性RNAの存在量は少ないのですが、本研究室ではニワトリ後期胚の脳で軸索性RNAを大量に含む神経細胞があることを発見し、その機能を調べています。この研究は神経発生機構のより正確な理解に加え、神経再生治療への貢献も期待されます。我々ヒトを含めた生物は1つ1つの細胞から構成されています。その細胞の中では数多くのタンパク質が存在して、想像を超える精密さで様々な生命現象を制御しています。その複雑な生命現象の一端を解明するべく、私の研究室では、ミトコンドリアに存在する「カルパイン」というタンパク質に着目した基礎研究を行っています。そこで得られた知見は、網膜や脳の疾患に対する治療薬の開発といった応用研究へと展開しています。体外受精、顕微授精、核移植、配偶子保存といった動物の生殖・繁殖に関する研究を行っています。現在は、インスタントコーヒーを作る技術で動物の精子をフリーズドライして保存する技術の開発を行っています。開発した生殖技術を野生動物の保全に応用し絶滅から救うプロジェクトを展開しています。また、近年注目されているゲノム編集技術を用いて遺伝子を改変した動物の作製法の開発を重点的に進めています。これらの技術は動物以外にもヒト不妊症の原因解明や医薬品の開発にもつながる重要な研究テーマです。七尾 英孝|NANAO Hidetaka平原 英俊|HIRAHARA Hidetoshi村岡 宏樹|MURAOKA Hiroki八代 仁|YASHIRO Hitoshi横田 政晶|YOKOTA Masaaki荒木 功人|ARAKI Isato尾﨑 拓|OZAKI Taku 金子 武人|KANEKO Takehito016017018019020021022023

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