岩手大学 理工学部
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■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/物性物理学 Solid State Physics ■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/関数解析 Functional analysis■ 役職/助教 Assistant Professor■ 専門/スピントロニクス Spintronics ■ 役職/教授 Professor■ 専門/物性物理学 Solid state physics C3Ⅰ3Ⅰ3ⅠC3ⅠC3ⅠD4C3ⅠD4Ⅰ「かたちに潜む知恵」の解析と制御のための物理学バナッハ空間上の非線形射影と幾何学的性質との関連について材料作成プロセスの改良による超伝導特性の向上を目指した研究行列問題の解に対する数値的検証法アフィンリー環の一般化による新しいリー代数の構造論および分類論新奇な量子現象や機能性を示す希土類化合物の合成ナノ構造体におけるスピントロニクス現象の開拓金属材料の新しい非破壊劣化診断法と品質検査法の研究30■ 役職/教授 Professor■ 専門/宇宙物理学 Astrophysics 森羅万象の数理物理学 Mathematical Physics for Nature超伝導理工学 Superconductor science and engineering電子材料学 Electronic materials science■ 役職/教授 Professor■ 専門/行列解析 Matrix Analysis 数値解析 Numerical Analysis数値計算 Numerical ComputationFACULTY OF SCIENCE AND ENGINEERING■ 役職/教授 Professor■ 専門/代数学 Algebra磁性物理学と磁性材料 Magnetism and Magnetic Materials結晶育成 Crystal growth磁性 Magnetism固体物理学 Condensed Matter Physics■ 役職/教授 Professor■ 専門/金属物性 Physical metallurgy 非破壊評価 Nondestructive evaluation磁性薄膜 Magnetic thin-film銀河進化の研究をしていますが、望遠鏡なども生物のように振る舞い、森羅万象の「かたち」に潜む機能=「知恵」を感じるようにもなりました。そこで、構造体を拘束多体系と捉えて、座標に依存しない幾何代数による物理学を整備し、「かたち」の多様性を表す「形状空間」とそれを不変に保つ運動学的「変換」とに分離するなど、森羅万象のゲージ理論の構築も目指しています。ノルムにより完備位相が導入される無限次元空間はバナッハ空間と呼ばれ、確率論や最適化理論などにおいて重要な役割を果たしている。私は、空間上の非線形射影を用いることで、バナッハ空間の幾何学的性質を研究している。非拡大射影、距離射影は代表的な非線形射影だが、近年、一般化射影、一般化非拡大射影が発見され、バナッハ空間の直交補空間分解を用いて、条件付き期待値などの線形非拡大射影との関係の解明に挑戦している。本研究室では、金属的二重鎮を有する銅酸化物Pr247において、還元熱処理により超伝導を示すことを世界ではじめて発見。現在、材料作成プロセスの改良による超伝導特性の向上を目指した研究を行っています。また、磁場誘起の絶縁体金属転移を示す物質においても、物理的なフラストレーションと超巨大磁気抵抗効果の関係を調査し、マルテンサイト変態に類似したステップ状の格子変形を発見。この物質の形状記憶材料、磁気メモリー素子への応用も検討しています。計算機を用いた数値計算では、その計算は正確には行われません。四則演算の結果はその都度有限桁に近似され、極限を含む無限演算は全て有限演算に近似されます。計算結果から正しい結論を得るためには、計算結果の誤差評価を行って厳密解の存在範囲を確定する必要があります。計算機上でこれを行う手法が数値的検証法です。行列問題の解に対する新たな数値的検証法の構築が主な研究の興味です。カッツムーディーリー環のサブクラスであるアフィンリー環は、表現論、整数論、物理数学等での応用が盛んになされている。アフィンリー環は、純粋な抽象リー代数の理論からも構造的に魅力的な対象である。アフィンリー環のよい構造を保ちつつ一般化したものが拡張アフィンリー代数、それをさらに一般化したものが局所拡張アフィンリー代数である。私はこれらの新しいリー代数の分類論および構造論を研究している。希土類元素は4f電子軌道が部分的に満たされていることで、磁気・軌道・価数の自由度を生じます。私たちは、希土類元素がもつこれらの自由度により生じる新奇な超伝導、磁性といった新しい量子現象を探索するため、希土類元素を含む新物質の合成に取り組んでいます。また、これらの研究で得た知見を生かした磁性材料の開発にも挑戦しています。私たちは、電子が持つスピンの性質を利用し、現在の電子技術を超えた次世代の電子技術「スピントロニクス」の研究を行なっています。物質の性質を決める電子は、電気の元になる電荷と、磁石の元になるスピンの二つの性質を持っています。最新のナノテクノロジーを用いて物質構造を自在にデザインすることでスピンの性質を制御し、新たな物理原理や物性を切り拓くことを目指しています。発電所など社会インフラの老朽化が進んでおり、それらを安全に維持し保つ“保全”の取り組みが重要となっています。そのため構造物を壊さず(非破壊)に健康診断をする方法の開発が必要です。金属の内部では原子配列の乱れ(格子欠陥)が生じ劣化が進みます。私は格子欠陥に敏感な磁気や超音波を用いた新しい非破壊劣化診断の研究を行っています。この技術は自動車をはじめとする様々な金属製品の非破壊品質検査にも応用できます。花見 仁史|HANAMI Hitoshi本田 卓|HONDA Takashi松川 倫明|MATSUKAWA Michiaki宮島 信也|MIYAJIMA Shinya吉井 洋二|YOSHII Yoji脇舎 和平|WAKIYA Kazuhei大柳 洸一|OYANAGI Koichi鎌田 康寛|KAMADA Yasuhiro040041042043044045046047

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