岩手大学 理工学部
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■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/電子デバイス Electronics Devices ■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/薄膜材料学 Thin Film Materials ■ 役職/助教 Assistant Professor■ 専門/生体計測工学 Biomedical measurement engineering ■ 役職/教授 Professor■ 専門/有機機能材料学 Organic materials science叶 榮彬|YE RongbinD9ⅠE5D4ⅠE5ⅡD4ⅠE5E5ⅡE5Ⅱ金属と異種材料の複合化および接合技術の開発新しい機能を持つナノ構造の薄膜創製に挑戦有機半導体薄膜の結晶成長と構造評価パルスパワー発生装置の開発と液中プラズマの研究酸化亜鉛単結晶を用いたUV-LED、UVセンサの開発環境発電を活用するための薄膜二次電池・太陽電池の開発生体信号計測及び自動診断技術の開発生体由来の発熱制御機構の解明と工学的温度制御システムの開発32■ 役職/教授 Professor■ 専門/複合材料学 Composite Materials 鋳造工学 Casting Engineering接合工学 Joining Engineering水素活用材料 Hydrogen Materialsエコマテリアル Eco Materials■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/高電圧工学 High voltage engineering 放電プラズマ工学 Discharge plasma engineeringFACULTY OF SCIENCE AND ENGINEERING金属とセラミックス等の異なる材料を組み合わせた金属基複合材料(MMC)は、高い強度および熱伝導率など様々な特性に優れることから、次世代の輸送機器や産業機械への適用を中心とした幅広い分野への応用が期待されています。そこで、MMCのさらなる高性能化のために、金属とセラミックスを理想的に接合する技術や、MMCを従来の技術よりも安価に大量生産することを可能にする技術の開発に関する研究に取り組んでいます。 反応性同時スパッタリング法などの成膜法を駆使して、全く新しい金属やセラミックス、それらを複合させた薄膜等を作製し、その構造や性質に関する研究を行っています。特にこれまで全く想像できなかったナノ構造の組織を有する薄膜を創製すること、その薄膜に新しい機能を持たせたりするなどに果敢に挑戦しています。具体的には新たな水素透過薄膜、それを用いた透明度が変化する窓材料、エコ材料全般の研究などを行っています。有機半導体は将来の電気製品の中核となる機能材料として期待されています。私たちは、有機半導体の高品質な結晶性薄膜の作製を目指し、X線回折によって有機半導体分子の凝集過程と薄膜内の結晶構造を明らかにする研究を行っています。X線実験のために、大型放射光施設スプリング8で使用するための成膜観察装置も私たちの研究室で独自に作製、開発して研究を行っています。瞬間的に高電圧を発生させるパルスパワー発生装置に、制御システムを組み込む研究開発を行っています。プログラミングを用いるため色々な制御を作ることができ、様々な応用分野に適応させて大きな結果に繋げることを目指しています。その他に、水の中でプラズマを生成する研究にも取り組んでおり、液中のプラズマの発生・進展・バブル形成・衝撃波形成などの機構解明を研究しています。■ 役職/助教 Assistant Professor■ 専門/電子デバイス Electronics Devices 結晶学 Crystallography有機エレクトロニクス Organic Electronics環境発電 Energy Harvesting情報処理工学 Information processing engineering■ 役職/教授 Professor■ 専門/計測・制御工学 Measurement and Control Engineering センサ工学 Sensor Engineering電子デバイス・電子機器 Electric Device/Electric Equipment酸素と亜鉛の化合物である酸化亜鉛(ZnO)は、化粧品や医薬品に利用され、私たちの生活に身近な材料です。直接遷移型のワイドバンドギャップ半導体であるZnOは高効率紫外線発光素子(UV-LED)やUV受光素子材料として期待されています。私たちはZnO単結晶基板を用いたUV-LEDの開発および高感度UVセンサの開発に取り組んでいます。また、UVセンサを応用した放射線検出器の開発、水熱合成炉を用いた高品質ZnO単結晶の育成にも力を入れています。 近年、最も注目される環境発電(エネルギー・ハーべスティング)は、身の回りにある光や熱、振動、電波のエネルギーを電気エネルギーに変換し、電池やケーブル等による電力供給を必要とせずに機器等を駆動させる技術です。私たちは、微小電力を貯める薄膜二次電池と室内光で発電する薄膜太陽電池の開発に取り組んでいます。今まで電源がなかった場所に微小電力を安定して供給することによって新しい機能を発現させ、長時間持続可能なメンテナンスフリーの電源として、さまざまな応用分野への適用が期待されています。近年、様々な場面で生体信号が活用されている。また超高齢化社会である日本は健康寿命の延長が大きな課題となっています。そのため私は非接触で生体信号を計測し、簡易かつ自動で健康診断可能なシステムの構築を目指す。特に生体信号計測では、心磁図や容量性電極や赤外光を用いた心臓信号計測に、自動診断のための特徴抽出技術としてディジタルフィルタや統計・確率的方法(独立成分分析など)に注目し研究を行っている。岩手県等の寒冷地に自生する、氷点下を含む外気温度の変動にも関わらず体温を20℃程度に維持できるザゼンソウという恒温植物を材料に、連合農学研究科との共同研究により、生体由来の発熱制御機構の解明と、それに基づく工学的温度制御システムの開発に取り組んでいます。また、酸化亜鉛という紫外線領域で動作する物質に関して、その結晶作製から次世代光デバイスである紫外線LEDや紫外線センサ等の開発にも取り組んでいます。水本 将之|MIZUMOTO Masayuki山口 明|YAMAGUCHI Akira吉本 則之|YOSHIMOTO Noriyuki秋山 雅裕|AKIYAMA Masahiro 阿部 貴美|ABE Takami岩井 守生|IWAI Morio長田 洋|OSADA Hiroshi056057058059060061062063

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