岩手大学 理工学部
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■ 役職/教授 Professor■ 専門/熱流体工学 Thermal and Fluids Engineering数値流体力学 Computational Fluid Dynamics ■ 役職/教授 Professor■ 専門/計算固体力学 Computational Solid Mechanics■ 役職/助教 Assistant Professor■ 専門/設計工学 Design Engineering ■ 役職/教授 Professor■ 専門/システム工学 Systems EngineeringG6G6ⅡG9ⅡG6ⅡG6G6ⅡG6ⅡG6Ⅱ機械加工の加工液を開発。問題だったサビを防ぐ数値シミュレーションにより、材料内部のミクロ挙動とマクロ挙動の関係を解析する最適化技術の探究と応用金型の自動研磨装置の開発に取り組む海洋および水産資源の調査・管理に向けた水中ロボット開発多様な熱流体の輸送現象を解明し、環境問題の解決に挑む創造的設計のための支援ターボ機械における非定常流動の大規模数値シミュレーション38■ 役職/助教 Assistant Professor■ 専門/生産機械工学 Production Mechanical Engineering マイクロ加工学 Micro-Machining廃水処理 Liquid Waste Treatment■ 役職/教授 Professor■ 専門/精密工学 Precision engineering 精密加工 Precision machiningFACULTY OF SCIENCE AND ENGINEERING■ 役職/教授 Professor■ 専門/ロボット工学 Robotics 生体模倣工学 Bio-mimetics水産ロボティクス Fisheries Roboticsシステム工学 Systems Engineering■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/流体工学 Fluid Engineeringターボ機械 Turbomachinery 従来の機械加工(切削・研削)に使われる加工液には、油や界面活性剤などの薬剤が含まれ、作業者の健康被害が懸念されたり、廃液の処理(焼却など)にかかるコストや温室効果ガスの排出という問題があります。そこで開発したのが加工液に水のみを使用する「電気防錆加工法」。水で加工する場合に問題だったサビを、加工対象(鉄材)に微弱電流を流すことで防ぎます。このほか、金属を削るのではなく堆積させる「付着加工」によるマイクロ加工についても研究しています。複雑な熱・力学的負荷が作用する大型の形状記憶合金素子の実用化を目的として、数値シミュレーションによる材料内部のミクロ挙動とマクロ挙動の関係の解析を進めています。また、高精度プレス加工や射出成形加工には金型の変形を無視できないことから、成形加工の数値シミュレーションにより加工中における金型の温度分布、熱変形状態を解析。金型温度や部品レイアウト、加工プロセスの最適化により、加工精度を向上させるための手法の研究にも取り組んでいます。システム工学は、工学の全ての分野に関わる研究分野であり、その中心の一つに最適化の技術があります。構造物を最適化すれば、軽くて丈夫な工業製品につながり、資源やエネルギの節約につながります。交通網を最適化すれば、利便性を損なうことなく、低コストで社会インフラを整備することが可能になります。単に最適化手法といった数理的な点のみならず、最適であるとはどういうことかという点までを考えています。いろいろな工作機械(機械部品をつくる機械)の開発に取り組んでいます。特に力を入れているのは、金型(部品を作るための型)の自動研磨装置です。複雑な形状の金型は、一般的に熟練技能者の手作業によって研磨されていますが、今後金型形状の微細化が進み、手作業での研磨は困難になると考えられます。現在開発中の研磨装置は、3個の積層型圧電素子(電圧によって伸縮する素子)で工具に微小振動を与え、その動きとダイヤモンドペーストで金型表面を鏡面に磨き上げます。海・水中の資源調査や管理は最先端の工学が結集しなければなりません。一方、海・水中では人間による調査は不可能です。私たちはこの不可能を可能にすべく、特に生物特有の運動機能を模倣した生体模倣ロボットの研究開発により、海・水棲動物のような動きの獲得を目指しています。さらには水産物・水産加工物のような、柔軟物体の操作を可能にするロボットハンドの研究開発にも挑戦しています。流れや伝熱、燃焼の現象は、自動車や航空機などの様々な機械システムで見られます。エンジンの低燃費化や排気浄化を図るためには燃焼や微粒化特性を調べる必要があり、熱交換機の性能向上のためには熱伝達特性が重要です。また、生物が動くことにより発生する流動を工学的・環境学的に利用できる可能性があります。この研究室では、このような多様な熱流体の輸送現象を解明する研究を行い、エネルギー問題や環境問題の解決に取り組んでいます。機械工学を基幹に、人間の感性や設計における創造性に注目し研究を行っています。現代のものづくりにおいては、その構造や効率を改善するだけでなく、新しい機能をデザインすることが求められています。創造的思考の実践や事例分析を通じて、それらを発案するための設計方法論の構築を進めています。また、擬態語に着目した動きの生成や製品の分解順序推論に関する研究などにも取り組んでいます。ターボ機械は、回転する羽根車を介して流体と機械の間でエネルギーの変換を行う機械をいいます。私たちの身近なところでは、換気扇やエアコンの室外機、大きなものでは風車やガスタービンなどに使用されています。ガスタービンは、飛行機のエンジンや発電などに使用される機械です。高効率でかつ高い信頼性のターボ機械の開発を目的に、数値シミュレーションを使って、ターボ機械内部の流れ場を明らかにする研究を行っています。西川 尚宏|NISHIKAWA Naohiro西村 文仁|NISHIMURA Fumihito花原 和之|HANAHARA Kazuyuki水野 雅裕|MIZUNO Masahiro三好 扶|MIYOSHI Tasuku柳岡 英樹|YANAOKA Hideki山田 香織|YAMADA Kaori山田 和豊|YAMADA Kazutoyo104105106107108109110111

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