岩手大学 理工学部
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■ 役職/助教 Assistant Professor■ 専門/環境工学 Environmental engineering ■ 役職/助教 Assistant Professor■ 専門/海岸工学 Coastal engineering水工学 Hydraulic engineering 南 正昭|MINAMI Masaaki地方部の都市整備に関する研究有機塩素化合物による汚染の浄化法の開発河口地形変化がサケ遡上におよぼす影響地域社会の課題解決に向けた都市・交通計画からのアプローチ物理探査の手法を用い、目に見えない地下の状態を解明IWATE UNIVERSITY41■ 役職/助教 Assistant Professor■ 専門/交通計画 Transportation Planning 地域計画 Regional Planning廃棄物処理工学 Waste treatment分離工学 Separation engineering■ 役職/教授 Professor■ 専門/都市計画 City Planning 交通計画 Transportation Planning社会基盤計画 Infrastructure Planning and Management■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/地震工学 Engineering Seismology 物理探査工学 Gephysical Prospecting自然災害科学 Natural Disaster Science 地方都市を対象とした都市整備に関する研究に取り組んでいます。岩手県を含む地方部では、少子高齢化や人口減少により、従前のような拡大型の都市整備が難しい状況にあります。また、岩手県の沿岸部では、震災からの復興に向けた新しいまちづくりが進められ、より安全で安心な都市整備へのニーズが高まっています。今後の地方都市における都市整備や、それを支える交通について、主に岩手県を対象とした研究を進めています。地下水・土壌汚染は、全国各地で現在も新たに発見されています。地下水・土壌汚染の浄化手法は、既に存在しますが、その低コスト化と環境負荷の低減化が望まれています。そこで、太陽光や微生物といった自然の力を利用した、有機塩素化合物による汚染の浄化法の開発を行っています。また、上記手法に廃棄物を用いることで浄化を低コスト化する研究や、難分解性の有機化合物含有廃水の処理に応用する研究にも取り組んでいます。岩手県で放流されるサケの回帰率は年々低下しており、回帰率の向上に向けた対策が行われています。サケの回帰には、海水温などの沿岸の環境が大きく関係していますが、その中で、河口の幅や水深の減少が、河川への遡上を妨げているのではないかと言われています。河口閉塞が観測される河川での回帰率がほかの河川より低いことがわかっており、その原因と対策について研究を進めています。地域防災・震災復興、地方都市、少子高齢化など、ディスアドバンテージな地域社会の課題解決に向けて、その地域を支える都市・交通システムを対象に、ケイパビリティ(潜在能力)、ソーシャルキャピタル(社会関係資本)、システム・リダンダンシー(システム冗長性)の観点から研究を行ってきた。具体的には、災害に強い都市交通システム、都市空間のバリアフリー化、地方公共交通の維持、津波避難計画、復興・創生のまちづくり等について、身近なフィールドを対象に、都市空間解析や社会調査を用いて、実践的な研究を行ってきている。ビルや橋などの地上構造物、トンネルなどの地下構造物の安全性は地盤の性質に左右されるため、人間の豊かで安全な暮らしのためには地盤の性質を知ることが重要と言えます。こうした視点から、目で見ることのできない地下の様子・状態を物理探査の手法を用いて解明することを目的に研究しています。また、大地震発生時におけるある区域内での詳細な震度分布を知るため、住民個人に対するアンケートを行い、どこがどのように揺れるのかという地震危険度の予測にも取り組んでいます。1010101010谷本 真佑|TANIMOTO Shinsuke晴山 渉|HAREYAMA Wataru松林 由里子|MATSUBAYASHI Yuriko山本 英和|YAMAMOTO HidekazuHHⅡHHHⅡ128129130131132

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