123 応用生物化学科では、微生物、動物、植物、および食品の機能解明とそれらの利用と開発などの研究を通じた教育を行います。 「生態系から遺伝子まで」、「環境から食卓まで」の広い範囲を網羅し、国際的あるいは地域に根ざした卓越した基礎・応用研究を推進して社会の発展に貢献することを目指します。 これらの研究・教育活動により、グローバルかつローカルな視点と問題意識を持って活躍できる専門職業人の育成を行います。「農芸化学」を母体とし、環境・食品・遺伝子などの幅広い領域をカバー。「実学」を基本とする応用生物化学科がターゲットとするものは「生物資源」「化学と生物」に関する必修の実験を履修することで、幅広い技術を身につけ、社会で生かす学科概要化学と分子生物学的手法を用い生命の現象、食品の機能解明と利用、食品の加工技術開発などを研究学びの特色 日本農芸化学会(会員数約11,000名)は、かつて岩手大学(盛岡高等農林学校)でも教鞭をとり、オリザニン(ビタミンB1)を発見された鈴木梅太郎先生が設立した学会で、外国には無い日本独自の教育・研究分野です。宮澤賢治が卒業したことでも知られています。 微生物、細胞、食材(食品)、植物、動物などあらゆる生物資源を扱い、生命・食糧・環境の「化学と生物」に関わる内容を基礎から応用まで幅広く研究します。 実験科目は、「基礎化学実験」に加え、分析化学分野、食品化学分野、植物栄養学分野、食品化学工学分野などの領域の実験技術を学ぶ「応用生物化学実験I」、および生化学分野、栄養化学分野、微生物学分野、化学生物学分野、分子生物学分野などの領域の実験技術を学ぶ「応用生物化学実験II」です。化学的視点から生物資源の有効利用と生物圏の環境修復に貢献できる人材の育成食と医に通じた生命科学の強化・微生物、動物、植物、食品の 機能解明と利用・地域資源を利用した 高度な食品加工技術開発・生命科学の強化生物化学分野 食品・栄養化学分野応用微生物学分野 植物栄養・土壌学分野分子細胞生物学分野環境ストレス生化学分野社会の状況・要請応用生物化学科のミッション13
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