岩手大学 農学部 令和6年度入学案内
21/44

123+++ 食料生産環境学科は、グローバルな食料需給の視点から地域の特色ある農・水産業の持続性のある創生を担うための教育・研究を行います。広範な分野を扱うため、農村地域デザイン学コース、食産業システム学コース、そして水産システム学コースの3コース制とし、農村と食料生産基盤の建設とそれらの発展的更新、食料生産技術並びに流通システムの高度化、食産業の成長及び広範な海洋生物の生態と有益な利用方法に基づいて、岩手県の農業の成長産業化と三陸沿岸の水産システムの復興に資するため、それぞれの分野から地域的な課題について解決できる人材を育成していきます。技術者としての専門性とコミュニケーション能力を身につけ、農業・農村を元気に食料・農業・環境を総合的に学び、日本農業の活性化に貢献三陸や世界の水産業の持続的発展に貢献できる人材を育成学科概要食料需給の視点から地域産業を支える人材を育成する3つのコース学びの特色 多くの公務員合格者を輩出してきた実績に基づいたカリキュラムを通じ、農業農村工学技術者を養成します。さらに実社会と関わるプログラムを修習することで高い専門性とコミュニケーションスキルを備えた地域を活性化する人材の養成を目指します。 食をとりまく環境の高度なシステム化や次世代の農作物生産環境、6次産業化や農業経営管理などを学ぶことで、農業の成長産業化に必要なアカデミックスキルを養成し、日本農業を転換できるイノベーション力を有する技術者・研究者を育成します。 海洋資源管理・利用、増養殖、水産加工などの基礎的な分野から、流通、政策といった水産業に関わる社会科学的分野までを学ぶことで、全体を俯瞰できる視野を持ち、三陸水産業の復興と活性化、水産業の持続的発展に寄与できる人材を育成します。 人口減少時代に入り、農村地域の持つ食料生産機能のみならず、地域社会の存続も危ぶまれています。本コースでは、農村地域の食料生産機能維持・発展に加え、社会的経済的な振興、固有の生態系・文化・景観の保存を支える人材の育成を行います。農業水工学分野  土壌工学分野   地域計画学分野 「農業生産」「未利用資源利用」「保存・流通」の各システムに加え、農業経営の管理・農業経済の分析方法、ICT技術を応用した農業情報システムと、農業の6次産業化に関する科学と技術を学び、農業への多様な社会的ニーズに対応できる人材の育成を行います。農作業システム学分野 植物環境科学分野農業循環科学分野 農産物流通科学分野 基礎的な水産知識に加え、コミュニケーション能力、グループワーク力を修得することで、沿岸地域の課題解決能力を育み、また、水産資源の最適管理・持続的利用を可能にする漁場環境論、水産業の6次産業化論などを学ぶことで、三陸復興に貢献できる人材を育成します。水園環境・水産増殖学分野 水産加工・流通学分野水産政策・法規・マーケティング学分野食料生産基盤の維持・改良と農村の社会的・経済的な振興に食料の生産・保存・流通システムの高度化と地域農産物の6次産業化に貢献できる人材の育成水産業の発展・復興及び地域水産物の農村地域デザイン学コース食産業システム学コース水産システム学コース貢献できる人材の育成6次産業化に貢献できる人材の育成農村地域デザイン学コースのミッション食産業システム学コースのミッション水産システム学コースのミッション農業経営・経済学分野21

元のページ  ../index.html#21

このブックを見る