帆さん清〈青森県立弘前高等学校出身〉平さん 宮〈新潟県立新潟江南高等学校出身〉でぐちよしたかせいのなほみやはらしゅんぺいむらもとたかゆき学びの様子 動物発生学に関しての基礎的な知識を身につけるため、発生学の歴史、発生学の根幹をなす受精、胚発生、胎子発育・胎盤形成、また、これらの現象を制御する仕組みについての基本的な知識を学びます。 動物行動学を体系的に理解するため、行動の起こる仕組み、行動の機能、行動の発達、行動の進化、行動の分類、行動レパートリー(維持行動、社会行動、生殖行動、葛藤行動、異常行動)について、野生動物や産業動物などを例に学びます。● 都市近郊林に生息するニホンリスの行動と行動発現場所● 盛岡市手代森地区のニホンカモシカ生息地におけるニホンジカ侵入の影響● ニワトリ血漿中におけるリジンアマドリ化合物結合タンパク質の探索● 鶏舎における環境パラメーターを用いたニワトリ育成率の推定● 体外発生培地へのDKK1添加がウシ体外受精胚の遺伝子発現プロファイル におよぼす影響● 抗ミュラー管ホルモンがブタ初期胚の体外発生におよぼす影響● UVB照射が皮膚構成脂質および皮膚バリア機能に及ぼす影響【科目紹介】動物発生学 〈2年前期〉動物行動学 〈3年前期〉【卒業研究テーマ例】 ※2020年度(令和2年度)~2021年度(令和3年度)の研究テーマです口善出隆村行 当学科では、産業動物や実験動物、野生動物など様々な動物種について学んでいます。専門的知識の講義に加えて、実験や牧場実習など実際に動物に直接関わる機会も多いので、より理解を深めながら学ぶことができます。また、当学科の研究室では、動物に関する多くの研究を通して食料生産や疾病予防、共生など人と動物の生活に活かす研究ができます。動物科学を通して幅広い分野を学びたい、追求したい学生には、ぴったりの学科です! 私は、動物生殖工学研究室に所属しています。当研究室ではウシやブタなど家畜の生殖工学に関する研究を行なっており、そのなかでも私はウシの体外受精胚に関する研究を行なっています。ウシの体外受精胚を母ウシの体内(子宮)に戻した場合、胚が着床する割合が体内受精胚と比較して25%も低いことが問題となっています。この問題点を解決するためにウシ胚のDNAやmRNAを解析し、体外受精胚ではどのような遺伝子の発現が体内胚と異なっていて、それによりどのような影響が起こるのかなど、日々研究を行なっています。野菜原舜元隆 ウシ、ブタ、ニワトリなどの成長および繁殖にとって必要不可欠な飼料の栄養・機能、飼料原料の種類・加工、飼料の貯蔵・安全性などについて学びます。 身近な食品である食肉についての理解を深め、また、食肉を利用した加工品の製造技術に関する知識を習得するため、加工業の歴史や、食肉の成分および機能を利用して肉製品を製造する技術について学びます。● 運動および高ショ糖食が骨格筋や心臓のエーテル型リン脂質の組成に与え る影響● 浸漬液のpHが鹿肉の理化学特性およびテクスチャー特性に及ぼす影響● 接触型電極を用いたインピーダンス測定による乾燥中の牛肉乾塩漬ハムの 水分含量および硬さの推定● アルギニン製剤の給与が定時胚移植前後の黒毛和種牛の妊孕性に及ぼす 影響飼料機能学 〈2年後期〉動物資源利用学Ⅰ〈3年前期〉〈准教授/博士(農学)〉野生動物との共生や、動物に心理的苦痛を与えない飼育管理について、動物の行動面から研究しています。●担当科目/動物管理学、動物行動学幅広い分野の学びを様々な動物を通して人に活かす家畜を効率よく生産するための研究を行なっています〈准教授/博士(農学)〉産業動物や野生動物の筋肉に閉じ込められている情報を動物の筋肉を破壊しないで調べる方法を研究しています。●担当科目/動物資源利用学Ⅰ、動物資源利用学Ⅱ29
元のページ ../index.html#29