123 平成24年度より東京農工大学と共同獣医学科を設置し、基礎、病態、応用、伴侶動物および産業動物臨床獣医学の5分野体制による広範な知識と技術を体系的に教育します。 東京農工大学農学部共同獣医学科と大学間共同教育システムの活用による国際基準の教育およびグローバルに活躍できる獣医師の育成を行うとともに、東北地方という畜産拠点に存在する大学として食の安全確保に寄与する産業動物臨床及び家畜衛生・公衆衛生獣医師の育成、そして人と動物の健康と福祉に貢献する伴侶動物獣医師の育成を行います。東京農工大学との共同獣医学科を通して獣医師の広い職域に対応した幅広い知識を学ぶ実際の獣医師の職場を利用した教育で獣医師として必要な技術・態度を磨く専門性を持った研究室に所属することにより希望する職業に合わせた、より高度な技術・知識を学ぶことができる学科概要東京農工大学と連携高度獣医療を実践するために広範な知識と技術を教育学びの特色 岩手大学と東京農工大学のさまざまな専門知識を持った教員が協力して教育を行うことで、小動物臨床、産業動物臨床、動物衛生分野および野生動物の保全など、獣医師の幅広い職域、活躍の場に対応した深い知識をもった獣医師を育成しています。 大学附属の動物病院を活用した臨床実習や、農業共済組合など産業動物臨床の現場ならびに各地の家畜保健衛生所など公衆衛生分野の現場と連携して、現場での生きた実践教育を行い、即戦力となり得る高い技術・適正な態度を身につけた獣医師を育成しています。 獣医師の職域は多岐にわたっており、必要とされる技術・知識が異なってきますが、将来に希望する進路に合わせて専門性を持った研究室に所属し、診療活動や研究活動に参加することで、将来に向けてより高度な技術・知識を身につけることが出来ます。・食の安全確保・人獣共通感染症への対応・獣医療ニーズの多様化・高度化・防疫需要の拡大・即戦力となる獣医師養成基礎獣医学分野 病態獣医学分野応用獣医学分野 小動物臨床獣医学分野産業動物獣医学分野高度獣医療を習得し、人類の健康と食の安全並びに生命科学に関する高度な科学技術の開発に貢献できる人材の育成社会の状況・要請共同獣医学科のミッション31
元のページ ../index.html#31