担当教員メッセージ● 航空宇宙システム工学 (4年前期)輸送、通信、探査など様々なことが有機的に連携する科学技術の最先端の分野である航空宇宙の中で、輸送システムに焦点を当て、その基礎から応用までを概説します。● ロボティクス工学 (4年前期)制御(脳)、機構(骨・関節)、アクチュエータ(筋肉)、センシング(五感)を駆使して動くロボットについて、その運動学や制御手法を主に学習します。● 燃焼工学 (3年前期)自動車や航空機など様々に利用される熱エネルギーについて、燃焼の基礎的現象や環境と人体に及ぼす影響を理解し、その管理に重要な熱計算の方法を学習します。IWATE UNIVERSITY 2024Faculty of SCIENCE and ENGINEERING先輩、このコースでどんなことしてるの?定員270名PICK UP カリキュラム誰ひとり測定できなかった材料を測定し、それが技術革新につながることを目指しています。私は、「航空機エンジン内に生じる酸化膜の機械的特性の測定」に取り組んでいます。材料の機械的特性は、設計・開発に必要不可欠なものです。しかし、酸化膜は、約5ミクロンほどしかないため、機械的特性は誰ひとり測定できていません。世界初となる私の研究成果は、航空機エンジンの技術革新につながると考えています。芳賀遼人さん 〈宮城県東北学院榴ヶ岡高校出身〉 材料の機械的特性は、航空機エンジンなどの設計・開発に不可欠です。当研究室では、従来法では評価が困難な最新の材料に対して、共振などの力学的原理を利用した新しい評価法を構築し、不明であった機械的特性の解明に取り組んでいます。教授 脇裕之トヨタ自動車東日本、SUBARU、IHI、川崎重工業、日立造船、JR東日本、東北電力、日立製作所、三菱電機、シャープ、ファナック、東京エレクトロン、キオクシア、ケーヒン、ジャムコ、アルプスアルパイン、 盛岡セイコー、高校教員、公務員 など56社会に必要な機械システムの開発・設計・製造の分野で活躍する技術者・研究者を育成することを目指しています。そのために「航空宇宙分 野」、「バイオ・ロボティクス分野」、「システムデザイン分野」の3つの教育研究分野を設置しています。機械システムの分野で活躍できる技術者・研究者育成を目指します。卒業生の進路理工学部機械科学コースシステム創成工学科
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