岩手大学 大学案内 2024
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担当教員メッセージ● 環境工学 (2年前期)気圏・水圏・地圏における環境問題の歴史と現在の状況を学び、環境法規や環境基準、環境汚染物質の発生メカニズムとその対策技術を習得します。● 構造力学Ⅰ(2年前期)力のつり合い式を使って、桁(梁)構造の支点反力や曲げモーメント、せん断力の計算法を学び、2次元的に配置された平面構造物の応力や変位の求め方を習得します。● 都市計画学 (2年前期)都市計画の歴史と思想を学び、現行の都市計画制度や計画立案手順を習得。そして土地利用計画、都市デザイン、都市防災計画、市民参加型まちづくりなどの概要を理解します。57IWATE UNIVERSITY 2024先輩、このコースでどんなことしてるの?鋼構造物塗装の性能評価法の改善について研究し、建設業界に貢献したいです。鋼構造物塗装の性能評価は一般にその外観の様態によって評価されています。私はこの研究室で、塗装の性能を客観的指標によって表現する、簡易な計器測定の測定結果に基づいた評価法の改善について研究しています。大学院でも研究を続け、将来は建設業界に貢献できる人材になりたいと考えています。姥神翔さん 〈青森県立三本木高校出身〉 姥神君は、社会基盤の中でも重要な鋼構造物の腐食損傷に適用する評価法の改善について研究を進めています。特に塗装評価法の改善は、鋼構造の耐久性評価法の弱点を克服する、社会的なニーズが非常に高いものとなっています。教授 大西弘志国土交通省、岩手県、宮城県、他道府県、盛岡市、仙台市、他市、清水建設、大林組、建設技術研究所、オリエンタルコンサルタンツ、JR東日本、NEXCO東日本、東北電力 など電気電子通信工学/知能・メディア情報工学/機械工学/環境・建設・防災工学PICK UP カリキュラム自然を維持し、社会資本や災害文化を次世代に継承していくことは我々に課せられた使命です。社会基盤・環境コースでは、環境・建設・防災の3つの柱からなる教育研究を展開し、「安全・安心な社会の構築」と「人と環境に優しい持続可能な社会の創出」を担う技術者・研究者の育成を目指します。学びの分野社会の課題に対する解決能力を身につけた専門技術者を養成します。卒業生の進路社会基盤・環境コース

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