岩手大学 大学案内 2024
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79IWATE UNIVERSITY 2024植物生命科学科動物科学科食料生産環境学科株式会社サカタのタネ三吉航太郎さん農学生命課程生命資源科学コース (改組前の名称)2017年度卒業総合科学研究科農学専攻 2019年度修了〈秋田県立秋田高等学校〉日清シスコ株式会社桜井美咲さん食料生産環境学科2020年度卒業〈宮城県仙台南高等学校〉「動物科学」という言葉は非常にあいまいなもので、岩手大学の動物科学については「畜産とそれを取り巻く様々な分野」だと私は思っています。私は仕事でブタを扱っておりますが、畜産の現場ではただ家畜と触れ合っているだけでなく、状況に応じた飼養管理手法、発育や肉質などの育種改良、疾病を防ぐための衛生管理など、考えることは意外と多く様々な分野の知識が求められます。思い返してみると、これらの知識の基本的な部分は大学で学んでいて、講義や研究を通して畜産生産のための色々な要全農畜産サービス株式会社 ブリーディング事業部東間千芽さん動物科学課程 (改組前の名称) 2015年度卒業農学研究科 2017年度修了〈北海道函館中部高校出身〉素に触れていたような気がします。私は大学時代にブタの繁殖にかかわる研究を行ったことで研究対象としてブタの面白さや魅力を感じ、今でもブタを相手に仕事をしています。大学で畜産を学んだことで、畜産をもっと好きになりました。卒業後も異なる分野に携わる友人たちと畜産を共通点として繋がっており、それぞれが畜産を取り巻く人々の一員として、ともにこれからの畜産の発展に貢献できればと思います。農学部の卒業生は、人間の営みに欠かせない「衣・食・住」すべてに関わる幅広い分野を学び、それぞれのフィールドで人類、地球規模の諸課題解決に導く専門家として活躍しています。畜産を学んだことで、畜産をもっと好きになりました。「学び」に対する意識が変わりました。もともと植物に興味があり、大学で専門的に勉強したいと考えていたため、植物生命科学コースを選びました。大学時代での一番の思い出は、研究室所属後に取り組んだ卒業論文および修士論文です。それまでは講義を受ける、テストのための勉強をするといったどちらかというと受け身の「学び」が多かったのですが、卒論や修論は自らが主体となる「学び」であり、未知のテーマに対して、実験計画や考察等を自分が中心となって考えます。大変ですが、完成したときは言葉に出来ないくらいの達成感・充実感に満たされました。現在は種苗メーカーにて、レタスのブリーダーとして勤務しております。岩手大学で培った自ら学ぶ意識を常に持ち続け、品種開発という大きな目標に向けて尽力していきたいです。豊かな自然と温かい人々に囲まれた農学部。食料が生まれる土壌に始まり、食品の加工や保存・流通まで、「農学部」とひとことで表すには勿体ないほど専門的かつ幅広い知識を得ることが出来たと実感しています。岩手ならではの広大で豊かな自然に直接触れ合い、岩手の寒さとは裏腹に温かい先生方や仲間に囲まれて、のびのびと学ぶことができる環境でした。現在は加工食品の開発に携わっていますが、農学部で得た知識が役立ち、時には意外な角度で活かされることもあります。今後も農学部での学びを活かしつつ、商品を手に取ってくれた方がもっと笑顔になれるような開発を心掛けていきたいです。

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