岩手大学 理工学部
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■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/有機合成化学 Organic synthetic chemistry有機構造化学 Organic structural chemistry 有機機能化学 Organic function chemistry ■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/化学工学 Chemical engineering A1ⅠA1ⅠA1A1Ⅰ1ⅠA1ⅠA1ⅠA1Ⅰ■ 役職/教授 Professor■ 専門/電気化学 Electrochemistry 触媒工学 Catalysis Engineering環境科学 Environmental Science■ 役職/助教 Assistant Professor■ 専門/高分子化学 Polymer chemistry■ 役職/教授 Professor■ 専門/環境分析化学 Environmental Analytical Chemistry 環境リスク学 Environmental Risk Science結晶化学 Crystal chemistry■ 役職/教授 Professor■ 専門/有機合成化学 Synthetic organic chemistry 天然物化学 Natural products chemistry■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/トライボロジー Tribology 表面化学 Surface Chemistry ■ 役職/教授 Professor■ 専門/分析化学 Analytical chemistry 無機工業化学 Inorganic industrial chemistry無機材料化学 Material chemistry無機有機ハイブリッド・接着 Inorganic-organic hybrid・Adhesionエネルギーの効率的変換により、環境負荷を低くすることを実現するために、燃料電池、および、金属・空気二次電池の研究を行っています。家庭用燃料電池・エネファームに用いられるPt-Ru合金触媒の合金化度を最大値まで高め、高効率発電を実現。また、次世代の電気自動車に用いる、エネルギー容量の大きな金属・空気二次電池について、RP型ペロブスカイト酸化物を空気極(+)に用いて理論値での充電・放電を実現しました。芳香環を有するポリイミド、ポリアミド、ポリケトンなどは有機物でありながら非常に高い耐熱性や機械的特性を有しており、電子材料、航空宇宙材料として注目されています。私たちはこれらの材料を高性能化・高機能化するべく、分子構造に着目したモノマーの合成、重合の研究を行っています。その中でも特に、芳香環同士のクロスカップリング反応に興味を持ち、新しい重合法、高分子反応による機能化法の開発をしています。自然界に存在する有機汚染物質に焦点をあて、「どこから発生したのか?どこへ溜まっていくのか?」について分析機器により解析しています。環境を循環する過程で分子構造が変化する化合物はその構造を明らかにするとともに、合成にもチャレンジします。また有機汚染物質の濃度分布と毒性データを活用して、ヒトや生態系へのリスクを評価する研究にも取り組んでいます。結晶が析出するのは、結晶相が溶液相よりもエネルギー的に有利(安定)だからです。しかし、その結晶化メカニズムは複雑で、特定の機能性を持った結晶の創製や、生成結晶の高度分離、高純度化の研究解明が、医薬品、食料品、化粧品等の多岐に渡る分野で所望されています。そこで、論理的な結晶構造の予測と、様々な機能を発現する新規な結晶の創製技術、工業プロセスに応用できる新しい結晶化法に関して研究しています。天然物は生命の生存競争と進化の過程で選び抜かれた高機能性分子です。しかし、天然物の多くは自然界から極微量しか得られないことから、それらを利用するためには、多段階の有機合成反応を駆使して人工合成(全合成)する必要があります。我々のグループは、天然物やその人工アナログの効率的合成法の開発と作用機序の解明を行うことによって、天然物を起点とした人類の健康や地球環境の保全につながる研究を目指しています。トライボロジーとは、簡単に言うと摩擦・摩耗・潤滑に関する科学技術です。省エネルギー・省資源をはじめとする環境問題改善はもちろんのこと、人体の関節から宇宙ステーションの安定稼働など、幅広い分野で欠くことのできない技術です。摩擦や摩耗といったダイナミックな現象は、まさに動いている状態で捉えないと実際の摩擦面で何が起きているのかわかりません。そこで表面分析装置と摩擦試験機を組み合わせ、摩擦面で起こっている分解や反応といった現象を解析・検討し、研究を進めているところです。ドナー性アリール基(D)-チオフェン(π)-含窒素複素環コア(A)で構成される星型π共役系分子の創製とD-π-A型分子特有の分子内電荷移動特性を利用した環境応答性の発現を目的として研究を行っています。これら環境応答性分子は、溶媒極性変化、プロトン濃度変化、金属イオンに対する応答を溶液色・発光色変化として視覚的に検出可能であり、新しい分子センサーとしての応用が期待できます。燃料電池用電極触媒と次世代二次電池の開発耐熱性芳香族高分子の合成と機能化有機汚染物質の動態と毒性評価に関する研究機能性結晶の創製と結晶化技術の開発人類の健康や地球環境の保全につながる天然物に関する研究潤滑を極める無機化合物と有機化合物を複合化または接着させ、新機能を持つ素材を作る自動車、半導体、医療関連機器などに利用される異種材料の接合・複合に関する研究開発を行っています。無機化合物と有機化合物を複合化または接着することで、単独では実現できない機能を持つ物質を作り出す研究をしています。持続発展社会を実現するため、接合複合化学材料の研究開発をナノの視点から進めています。星型π共役系分子の合成と環境応答性の発現IWATE UNIVERSITY27竹口 竜弥|TAKEGUCHI Tatsuya塚本 匡|TSUKAMOTO Tadashi寺崎 正紀|TERASAKI Masanori土岐 規仁|DOKI Norihito中崎 敦夫|NAKAZAKI Atsuo七尾 英孝|NANAO Hidetaka平原 英俊|HIRAHARA Hidetoshi村岡 宏樹|MURAOKA Hiroki009010011012013014015016

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