岩手大学 理工学部
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■ 役職/教授 Professor■ 専門/無線通信工学 Wireless communication ■ 役職/教授 Professor■ 専門/光電子工学 Opto-electronic system E5ⅡE5ⅡE5ⅡE5ⅡE5E5ⅡE5ⅡE5Ⅱ■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/磁気応用 Applied magnetics 非破壊評価 Non-destructive evaluation磁気利用センシング Magnetic sensing■ 役職/教授 Professor■ 専門/生体磁気計測 Biomagnetic measurement 電子計測工学 Electronic measurement engineering信号処理工学 Signal processing生体計測工学 Biomeasurement engineering ■ 役職/助教 Assistant Professor■ 専門/計測制御工学 Measurement and Control Engineering システム工学 Systems Engineeringディジタル信号処理 Digital Signal Processing電磁気学 Electromagnetics電子計測工学 Electronic measurement engineering■ 役職/教授 Professor■ 専門/電磁エネルギー工学 Electromagnetic energy engineering 高電圧パルスパワー工学 High-voltage pulsed power engineeringプラズマ工学 Plasma engineering■ 役職/准教授 Associate Professor■ 専門/高電圧パルスパワー工学 High-voltage pulsed power engineering プラズマ工学 Plasma engineering静電気工学 Electrostatic engineering ■ 役職/教授 Professor■ 専門/電子デバイス Electronic Device Physicsアンテナ工学 Antenna engineering電磁波工学 Radio wave engineering磁石の性質を示す材料(強磁性材)の特性変化や電磁現象を利用し、さまざまな物理・情報量を検出する磁気利用センシング技術の開発に取り組んでいます。そのキーデバイスである磁場の強さや方向を検出する磁界センサーの高機能化を目指すとともに、大型構造物の劣化や鋼材の微小な欠陥を破壊せずに検査する非破壊評価技術に応用する研究を進めており、人々が安心して暮らせる社会の実現に貢献することを心がけて研究を行っています。主に、心臓から発生する磁界を超高感度磁気センサ(SQUID磁束計)で検出し記録する心磁図計測システムの開発を行っています。具体的には、SQUID磁束計の制御用電子回路や生体センシング機器の設計・製作、生体信号計測、解析プログラムの作成などが研究テーマです。さらに、鉄筋コンクリート構造物の塩害を検査する非破壊検査装置の開発にも取り組んでいます。ベクトル・ポテンシャルは、磁場や電場の元となる量であり、量子力学の領域では電子の位相をシフトさせる能力があります。最近、我々は磁場を発生させずにベクトル・ポテンシャルを発生させる特殊なコイルを開発し、ベクトル・ポテンシャルが高い透過性を持つことを発見しました。ベクトル・ポテンシャルによって対象内部に非接触で電圧を発生させることにより、物体内部や体の内部を検査する新しい装置の開発に挑戦しています。放電プラズマや高電圧工学は電子デバイスやエネルギー変換など、ユビキタス社会や低環境負荷社会の構築に大きく貢献しています。近年は医療、バイオ、農業分野や環境保全など、新しい応用分野が広がっており、私たちは、各応用に適したプラズマを生成するための電源(パルスパワー)技術や、環境保全、農業・食品、材料分野への応用研究を行っています。また、明日の地球と地域と人づくりのため、小学校や科学館と連携したエネルギー環境学習にも取り組んでいます。高電圧を用い、水中で放電プラズマを発生させると、ヒドロキシラジカルなどの非常に酸化力が高い化学的活性種が生成されます。これを利用することによって、従来の汚水処理技術では分解が困難であった難分解性有機化合物を、選択制無く高速で分解処理することができます。この技術の確立と普及実現のため、放電現象の理解、電源によるプラズマの制御、有機化合物分解効果の実証、処理システムの検証など幅広く取り組んでいます。私たちの現代生活を支える半導体。その性質は、バンドギャップや欠陥準位、不純物レベルといった電子構造に由来します。私たちの研究室では、最新の科学理論とスーパーコンピュータを駆使して、物質の電子構造を探っています。携帯電話に代表される「ワイヤレスコミュニケーション」の普及にともなう電波枯渇問題を解決するアンテナシステム技術に取り組んでいます。特に注目しているのは「MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)伝送」。これは、利用周波数を増やさずに大容量伝送を実現する画期的技術です。また、人と人だけではなく物どうしの通信や、ワイヤレスコミュニケーション技術の非通信分野への適用についても検討を行っています。磁気利用センシングと電磁非破壊評価応用生体センシング技術の開発と信号処理に関する研究制御装置の最適な設計に応用するためのシミュレーション&Virtual-Reality実世界のシステムをコンピュータ上に再現し、それを制御装置の最適な設計に応用するためのシミュレーション&Virtual-Reality技術に関する研究を行っています。この技術は自動車などの工業製品の開発、人工衛星など宇宙技術の開発といった場面でシステムの設計・検証を短時間で完了することに役立っています。また、信号処理技術を用いて生体から発せられる生体信号を分析処理し、生体活動を効果的に計測する研究にも取り組んでいます。ベクトル・ポテンシャル・コイルの研究プラズマを生成するためパルスパワー技術の研究開発放電プラズマを用いた汚水の浄化最新の科学理論とスーパーコンピュータを駆使し、物質の電子構造を探る電波枯渇問題を解決するアンテナシステム技術の研究IWATE UNIVERSITY33菊池 弘昭|KIKUCHI Hiroaki小林 宏一郎|KOBAYASHI Koichiro佐藤 宏明|SATO Hiroaki大坊 真洋|DAIBO Masahiro高木 浩一|TAKAKI Koichi高橋 克幸|TAKAHASHI Katsuyuki 西館 数芽|NISHIDATE Kazume本間 尚樹|HONMA Naoki057058059060061062063064

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