岩手大学 Guide Book 2025
60/106

60IWATE UNIVERSITY 2025Faculty of SCIENCE and ENGINEERING■■■■■■■■■■■■■■■■■■岩手大学工学研究科(横田・土岐研究室)小林賢也さん応用化学・生命工学科 (改組前の名称)2014年度卒業〈青森県立弘前高校出身〉大泉製作所高野章さんマテリアル工学科 (改組前の名称)2005年度卒業/2007年度工学研究科修了〈岩手県立不来方高校出身〉オープンキャンパスの際、当時の材料物性工学科の研究室を訪れました。超伝導体について液体窒素を使った実験を行っており興味を引かれました。1、2年次には数学など基礎的なことを学び、3、4年次には専門の講義と実験で様々な材料の研究や開発について学びました。学部の4年次から大学院まで「薄膜の磁気的な特性の評価」をテーマに研究を行いました。現在の職場はサーミスターというセラミック製の温度センサーを製作する企岩手大学のある盛岡市街は生活に必要なものや施設が十分に揃っているし、街並みがきれいで交通の便も良い。岩手という街にこのような良いイメージを持っていたことが岩手大学を選んだきっかけです。化学が好きだったので、将来関連する仕事に就ければと思いこのコースを選びました。学部時代から、大学院に進んだ現在まで、アミノ酸に関する研究を継続して行っています。私が所属する結晶工学研究室には約30人の学生が所属しており、学生同士だけでなく教授との関係もとても良好です。現在はアミノ酸の結晶の成長をテーマに研究を行っていますが、研究に使う分析機器などは大学独自のもののほか、地域連携推進センターなどと共用のものも多く、充実した施設・設備のもと研究を行うことができています。また研究結果のプレゼンなどを行う機会が多く、わかりやすく伝える方法や言葉の組み立てなど、研究以外にも社会で役立つスキルを学ぶことができています。業で、材料の開発と分析を担当しています。大学時代に行った研究、材料工学の授業で幅広く材料の製法を学んだことが今の仕事に役立っています。さらに昨年から岩手大学との共同研究も行っており、当時お世話になった教授や大学職員の方々と一緒にお仕事をすることができています。企業との結びつきが強いのも岩手大学ならではの魅力です。今後はこれまでの経験と知識をもとに、新たな材料開発に力を入れていきたいと思います。充実した研究内容に加え、社会で役立つスキルも学ぶことができています。共同研究を行うなど地元企業との結びつきが強く、幅広い経験を積むことができる。■■■■■■■■■■■■■

元のページ  ../index.html#60

このブックを見る