81IWATE UNIVERSITY 2025■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■株式会社サカタのタネ三吉航太郎さん農学生命課程生命資源科学コース (改組前の名称)2017年度卒業総合科学研究科農学専攻 2019年度修了〈秋田県立秋田高等学校〉日清シスコ株式会社桜井美咲さん食料生産環境学科2020年度卒業〈宮城県仙台南高等学校〉幼少から動物が好きだったため、将来は動物に関わる仕事がしたいと考え、動物科学科を選びました。入学後は畜産動物を中心に、幅広く様々な知識を得ました。学部時代は生化学、遺伝学、統計学といった座学は勿論、牧場実習では畜産現場の活きた知識をも得ることができました。学部後半から大学院にかけては、放牧畜産と野生動物について複合的な研究を行いました。そんな中、「社会で動物に関わるとは、人と関わるということ」であると考えるようになり、現在の進路を選びました。自分で見て東京都庁柳瀬光さん動物科学科 2020年度卒業総合科学研究科農学専攻 2022年度修了〈都立武蔵高校出身〉触れて、体感した学びと価値観は、時間が経っても強く印象に残っています。私はいま、生まれ育った場所で畜産職公務員として働いています。仕事の随所で大学での知識を活かせるたび、好きなことを仕事に出来る喜びを感じています。これまでに学んだすべてのことが、今とこれからの自分を形作っていく実感があります。動物に少しでも興味があるなら、日本有数の畜産県・岩手での豊かな体験は、必ず皆さんの力になると思います。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■自分で見て触れて体感した学びは、強く印象に残っています。「学び」に対する意識が変わりました。もともと植物に興味があり、大学で専門的に勉強したいと考えていたため、植物生命科学コースを選びました。大学時代での一番の思い出は、研究室所属後に取り組んだ卒業論文および修士論文です。それまでは講義を受ける、テストのための勉強をするといったどちらかというと受け身の「学び」が多かったのですが、卒論や修論は自らが主体となる「学び」であり、未知のテーマに対して、実験計画や考察等を自分が中心となって考えます。大変ですが、完成したときは言葉に出来ないくらいの達成感・充実感に満たされました。現在は種苗メーカーにて、レタスのブリーダーとして勤務しております。岩手大学で培った自ら学ぶ意識を常に持ち続け、品種開発という大きな目標に向けて尽力していきたいです。豊かな自然と温かい人々に囲まれた農学部。食料が生まれる土壌に始まり、食品の加工や保存・流通まで、「農学部」とひとことで表すには勿体ないほど専門的かつ幅広い知識を得ることが出来たと実感しています。岩手ならではの広大で豊かな自然に直接触れ合い、岩手の寒さとは裏腹に温かい先生方や仲間に囲まれて、のびのびと学ぶことができる環境でした。現在は加工食品の開発に携わっていますが、農学部で得た知識が役立ち、時には意外な角度で活かされることもあります。今後も農学部での学びを活かしつつ、商品を手に取ってくれた方がもっと笑顔になれるような開発を心掛けていきたいです。
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