農学部Message from the Dean 岩手大学農学部は、1902年に日本初の高等農林学校として創立された盛岡高等農林学校を出発点とし、120年以上にわたり農学分野の教育と研究を重ねてきました。他の農学系学部にはない充実した入学定員や教員数に加え、「学びたいこと」に応じてコースを選べる入試制度が特徴。農学、食品健康、分子生物機能学、分子生命医科学、次世代の農業、森林、動物、水産など、Faculty of Agriculture38岩手大学農学部の強み 上記3点を基軸とする教育は、現代農学の諸課題に対応するための新しい農学教育として、幅広い職種に就職する学生に必要不可欠なもの。社会にとっても、これらを備えた人材は即戦力として活躍が期待できるものであると考えます。 農学を俯瞰的に捉え、現代的諸課題を解決するための文理複眼的要素を「農学の総合知」と再定義し、学生への教育を行います。本学部で学ぶ学生は個別の専門領域を修得し、さらに広い視点から社会に役立てる能力を獲得できます。 創立以来1世紀以上に渡って近代農学を教育してきた農学部には、歴史に裏付けられたフィールドや実践を礎に、俯瞰的視野を持つ人材を教育するためのリソースが充実。「岩手の地だからこそ」の学びと経験を得ることができます。あなたの興味に合うテーマがきっと見つかります。また「食料」「生命」「環境」を基軸に「農学の総合知」を身につける科目群や、専門知識を深めるカリキュラムも大きな魅力です。歴史と伝統あるキャンパスで「生命(いのち)を育む」という農学の本質を学び、新しい知識や発見をともに切り拓いていきましょう。ここで学び、経験を積んだ皆さんが地域や世界へ羽ばたくことを願っています。 岩手大学農学部は、前身の盛岡高等農林学校創立以来1世紀以上にわたり、農学分教育・研究を行ってきました。2025年度に4学科8コースの体制に改組し、農学の基盤究を行うと共に、これらの3領域を統合した「農学の総合知」教育を行っていきます。野における地域および国内外の課題解決とその人材育成のための実践的かつ先端的なである「食料」「生命」「環境」の3つの領域を基軸として、各領域に関する専門教育と研「食料」「生命」「環境」を基軸とした教育「農学の総合知」を掲げた教育歴史ある岩手大学農学部で学ぶことの意義農学部webサイト学部長 小出 章二食料・生命・環境をキーワードに実践的かつ総合的な学びを提供 123IWATE UNIVERSITY 2026
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