岩手大学 GUIDE BOOK 2026
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12IWATE UNIVERSITY 2026大学院※教職大学院入学後に、学修ニーズに応じて以下のプログラムを選択します。 プログラム名等は2025年度現在のものです。 ● 学生は、3つのカテゴリーすべてから授業● すべての科目において、自然科学・人文科● すべての専攻において、研究指導は、主任指導教員(専攻内)と副指導教員2名(うち1名は異なる分野の教員)による複数指導体制とする ● 副指導教員2名は、それぞれ、次のような効果を期待● 地域創生・産業振興特論● グローバル環境科学特論● 学校マネジメント力開発プログラム● 授業力開発プログラム ● 特別支援教育力開発プログラムGraduate School52「文理の枠を超えた幅広い視野を持って新たな価値を創造する人材の育成」の実現に向け、研究科全体に特色ある教育方法を導入 地域の現状と課題と地域創生の理念/地域創生に不可欠な産業振興(農業、畜産業、林業・木材産業、漁業・水産業、ものづくり、地域産業、観光)/地域創生の新たな可能性(地域資源の問い直し、コミュニティ、人材育成、世界への発信)/自治体・企業・NPO 等からの外部講師による地域創生への取組/地域創生に関する討論会『地方ならではの「豊かさ」とは』自然環境/物質の循環/自然環境の保護/環境政策/環境と農林業/環境と水畜産業/環境と工業/SDGs科目の履修が必要学・社会科学の切り口からものごとを捉えるための教育を実施(各科目の授業内容は、2つ以上の科学分野で構成) 副指導教員1名(近い分野)……組織的教育による教育の質保証(学位の質保証) 副指導教員1名(異なる分野)…幅広い視野の育成、異なる分野とのコミュニケーション能力、既存の枠を超えた新しい価値の創造 岩手大学は、被災県にある国立大学に託された使命(ミッション)として、地域の復興推進・支援の役割を果たし、継続的に活動を行ってきました。こうした使命を自覚し、地域再生の課題解決、地域社会の持続的発展のための課題を中心におきながら、グローバルな視点も含めた教育・研究・社会貢献活動も実施し「地域に根ざして成果を世界へ発信する大学」を目指しています。これに伴い、2016(平成28)年に学士震災復興・地域創生イノベーショングローバル【総合科学科目の考え方】 岩手大学大学院教育学研究科は、 学校教育に関する「理論と実践の融合」の理想を掲げて、教職としての高度な専門的・実践的力量を備えた高度専門職業人としての教員養成を目的とする『教職大学院 (専門職学位課程)』です。学校教育をリードする専門的力量を備えた管理職及びミドルリーダー教員を養成するとともに、新しい学校づくりの有力な担い手となる新人教員を養成します。 課程を改組・再編。そして大学院修士課程では、これまでの学部研究科の枠を超えた復興活動の実績や「全学部・研究科がひとつのキャンパスに位置する総合大学」という本学の特徴を踏まえ、修士課程総体としての人材育成機能の向上・充実を目的に、2017(平成29)年、大学院修士課程と博士前期課程のすべての研究科を統合し「総合科学研究科(修士課程)」を設置しました。 研究科共通科目として、総合科学科目群を開設複数の教員による指導体制岩手の学校教育をリードする人材を育成 3つのプログラム制 ■研究科の概要■教育の特色学校経営と組織マネジメントに関する高度な専門的力量の修得により、特色ある学校づくりをリードする人材(校長、副校長、指導主事および主幹教諭など)を育成します。【主な授業科目】 学校マネジメントの理論と実践、学校トラブル処理の実践演習 など 子どもたちの生活上・発達上の諸課題の把握とその適切な支援の見通しのもとに、子どもたちに確かな学力を形成し、地域における授業改善のリーダーとしての役割を果たすことがで きる高度な専門的力量を備えた人材を育成します。【主な授業科目】 小学校教科の実践と課題、国語科教育の実践と課題 など 特別支援学校および通常学校における特別支援教育を推進できる高度な専門的力量を備えた人材を育成します(特別支援学校教諭専修免許状[知的障害者、肢体不自由者、病弱者]の取得が可能)。 【主な授業科目】 特別支援教育の実践と課題、特別支援教育授業論A(知的) など ❶ 地域創生・産業振興特論 ❷ 地域防災学特論 ❸ 地域文化特論❹ 物質機能創成特論 ❺ システム創成特論 ❻ 先端生命科学特論 ❼ 情報通信技術実践特論❽ 多文化共生特論 ❾ グローバルエネルギー特論 ❿ グローバル環境科学特論【授業内容の例】総合科学研究科教育学研究科(専門職学位課程)

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