東京海洋大学 2020 統合報告書
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 JST-JICA地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)の支援により、2018年からタイ国農業・協同組合省水産局と共同で課題「世界戦略魚の作出を目指したタイ国原産魚介類の家魚化と養魚法の構築」※1に取り組んでいます。プロジェクトの概要は次の通りです。● 地域原産種の“家魚化”(アジアスズキ・バナナエビ)プロジェクトの取組● 分子育種※3技術による効率のよい品種改良● エビの性決定機構の解明と性統御技術の開発による成長の早い雌エビのみの養殖● 生殖細胞の保存技術● 借り腹技術※2の無脊椎動物への応用研究● 栄養強化餌による高付加価値な魚介類の養殖● 効率的なワクチンの開発● 分子育種※3による病気に強い品種の作出● ワクチン製造業者参画により、研究と製品化を同時に進行● 現地の養殖関連企業や政府当局の参加養殖外来種による生態系破壊課題将来の世界的なたんぱく質の消費増養殖化による種の多様性の喪失健康志向による魚介類の消費増大規模感染症による養殖業への被害研究成果の社会実装の遅さ環境にやさしく利益の出る養殖産業の創出目指す未来野生種の多様な遺伝子を半永久的に保存世界市場での競争力アップ効率的で安定的な大量養殖技術の確立短期間での製品化養殖技術を短期間で現場へ伝達▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶バナナエビアジアスズキTokyo University of Marine Science and TechnologyIntegrated Report30RESEARCH安くておいしい安全な魚をタイ国から世界へタイ国原産魚介類の“家魚化”と養魚法の構築

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