東京海洋大学 2020 統合報告書
38/52

大学の機能強化のため、整備が必須となるガバナンス体制。本学では前ページまでに掲げた将来ビジョンの実現のため、限りある資源の有効活用を目指し、学長主導のもと様々なガバナンス改革に取り組んでいます。このページでは中でも特徴のある二つの取組について紹介します。 全学の教員の配置・選考等を一元的に管理するために学長が主催する会議。複数の外部有識者と学内委員で構成されています。 学長のリーダーシップにより課題設定された三つのテーマに基づき学内公募を実施し、採択されたプロジェクトに対し支援を実施するもの。支援は原則3年間継続するものの、毎年度終了後の実施報告に基づき次年度配分額が決定されます。また支援期間満了後の成果評価によって、優れた成果を上げたと認められたプロジェクトについて学長賞の授与が行われます。取組1教員配置戦略会議取組2学長リーダシップによるテーマに基づくプロジェクト支援教員組織等(各部局長)研究科、各学部教授会等配分等の指示意見具申意見聴取要望提出決定学長教員配置方針と配分案等を提示教員配置戦略会議教員選考委員会報告学内委員教育・研究のニーズ大学の戦略ビジョン社会の人材・研究のニーズ学外有識者教員配置戦略の審議議長・副学長教員再配分検討委員会GOVERNANCEガバナンス改革による機能強化の実現2019年度学長賞授与式にて受賞教員と竹内学長(中央)取組① 教員配置戦略会議1件海洋産業人材育成7件海洋科学技術拠点形成15件若手・女性・外国人教員研究支援2019年度大学改革・機能強化等推進事業の採択状況[主な目的・効果] ①戦略ビジョンに基づく、全学教員人事方針の構築・共有化の推進 ②産業界等の人材育成ニーズ、研究ニーズの恒常的な取り込み[主な目的・効果] ①教育・研究活動の活性化(若手教員育成・学内競争的環境の醸成等) ②新たなイノベーションの創出Tokyo University of Marine Science and TechnologyIntegrated Report36

元のページ  ../index.html#38

このブックを見る