東京海洋大学 ガイドブック2024
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留学先ビクトリア大学(カナダ)留学先ノルウェー北極大学留学先私は2022年秋学期(9~12月)にカナダ・ヴィクトリア大学へ交換留学しました。留学を決意したのは専門用語を英語で学びたいと思ったからです。9月頃のヴィクトリアは暖かく天気の良い日々が続いていました。ヴィクトリア大学のキャンパスは自然豊かでリスが多く、たまにクジャクを見かけることもあります。大学外でも野生のクジャクを見つけることがありました。緑が多いキャンパスで約4ヶ月間過ごせて非日常感を味わえました。海洋生物の授業では英語の論文をたくさん読んでレポートを書いたり、クイズを毎週受けたりするなど大変なこともたくさん経験しました2022年8月から2022年12月の5か月間、ノルウェーのトロムソにあるノルウェー北極大学に交換留学を行いました。ノルウェー北極大学は北極圏にある大学です。私が到着したときは白夜で、ノルウェーから帰国する時には極夜でした。ノルウェーでの生活は日本に比べ生活費が高額でしたが、楽しく留学生活を送ることができました。授業時間は長いですが、どの授業でも15分間の休憩をはさむのでゆっくり勉強でき、講義だけではなくディスカッションなども行うので退屈せずに勉強することができました。授業のない日は友人らと車を数台借りて旅行をし、ハイキングや釣りなどいろいろなことを経験しました。積もった雪にも移りこみ私は2022年8月から約5か月間、タイのカセサート大学の工学部 機械工学科に交換留学をしました。留学中は国際寮に滞在して、カセサート大学のメインキャンパスであるバンケーンキャンパスに通学しました。バンケーンキャンパスは15もの学部で構成されているため、敷地面積が136ヘクタールととても広いです。そのため、通学の際やキャンパス内を移動するときはスクールバスやバイクタクシーをうまく利用しないと時間がかかってしまうので、慣れるまで少し大変でした。しかし、その分図書館や運動場、学生食堂の規模が大きく、学生用のジムやテニスコート、そしてタイならではのムエタイリングなどがあり、施設面がとても充実していまが、これを経験することによって新たな自信につながりました。分からないことがあるときは教授に質問したり、友達に頼ったりしました。ヴィクトリア大学の留学生係は皆さん親切で、交換留学の手続きで分からないことがあるとき非常にお世話になりました。留学は貴重な経験であり、自分を高められる良い機会ですので挑戦してみてはいかがでしょうか。そうなオーロラや、凍るほど冷たい海の上に浮くサウナ、海に囲まれたサッカー場でのサッカーなど様々な心に残る経験をすることができました。日本での大学生活とは全く違う環境に戸惑うかもしれませんが、ノルウェーに行くにしろ他の国に行くにしろ、まずは交友を深めコネクションを広げることが留学生活を楽しむためのポイントだと思っています。特に、極夜の時期にノルウェーに行く場合には友人との交友は精神面の健康のためにも大切です。留学は、困難も多いですが自分の視野、コネクションを広げるいい機会です。きっとあなたの将来の道も開けると思います。した。授業は機械工学の他にタイ語や卓球の授業などを履修しました。講義の形式自体は日本と変わりませんでしたが、1コマが3時間もあったり、タイ人の学生のほぼ全員がタブレット端末の電子ノートで板書を取っていたりと端々に文化の違いを実感しました。どの授業も面白かったですが、特に会話する機会の多い卓球の授業では授業を通してタイ人の学生と仲良くなり、一緒にご飯や遊びに行くことができたので、履修してよかったと思いました。人が温和で物価の安いタイは留学先としてとてもお薦めできます。VISAの申請や各種手続きに時間がかかるので、留学を検討されている方は早め早めに準備するようにしましょう。(ノルウェー)カセサート大学(タイ王国)原 エミリさん海洋資源環境学部海洋環境科学科3年飯嶋 雄大さん海洋資源環境学部海洋環境科学科3年野上 颯さん海洋工学部 海洋電子機械工学科 機関システム工学コース 3年国際交流体験所属と学年は派遣時点のものです。

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